北海道小学生不明事件について
先日から行方不明になっていた小学生が無事発見されて良かったです。7日近く経過していたので、安否がきずかわれていました。
当時の北海道は早朝などは10度以下で雨も結構降っていたので、自然条件としては相当厳しかったです。今回の場合、自衛隊の施設に入っていて助かったようです。
これが野外だと助かるのは無理だったと思います。親のしつけだったという発言については相当非難があったようです。また、今回の事件は海外にも報道されて世界的な反響を呼んだようです。
イギリスのBBCやアメリカのCNNも事件解決を報道したようです。海外ではしつけということで子供を山の中に置き去りにするなど許されません。
今回の場合、やはりしつけとして子供を山に置き去りにするのはどうかと思います。
と言うのは子供の場合親の予想を超えたことをする可能性があるからです。昔は家に入れないで外に締め出したりしましたが、今はとても危険でそんなことはできません。
昔は子供にいやなら出て行けと言ったものですが、もし本当に家出などされたら大変です。まあ昔と比べて難しい時代にはなりました。
ところで、今回の事件で気になることがあります。発見された自衛隊の施設は発見される前の30日にも使用したそうです。
その時誰もいなかったと報じられています。子供が使用したマットもその時は使った形跡がなかったそうです。そうなるとこの子供はどこにいたのかと言うことになります。
ただ、その前に雨が降っていますので、屋外だと低体温症などの危険があったと思います。また、水なしでは人間せいぜい3日程度しか生きられません。
この子供が7日間も生きられたのは、安全で温かい室内にいて水だけは確保できたからでしょう。それに自衛隊の施設と言う安心感もあったと思います。そうなると別の小屋にいたのかということになります。
もう一つの疑問は、自衛隊の施設であることは分かったはずですから、なぜ演習地の外に出なかったかと言うことです。
もちろん、広い演習地ですから、出られなかったとも考えられますが、どうも報道されている限りでは全然動かなかったようです。
ちなみに、無断で自衛隊の敷地内に入れば不法侵入という犯罪になりますが、この場合子供であることと緊急避難であることを考えれば違法性の阻却ということになります。
明日は授業の予習をします。