月曜日の相場が怖いです。
昨日アメリカの雇用統計が発表されましたが、予想を大きく下回っていました。ストライキなどの個別要因があったそうですが、それを加味しても大変な状況です。
大きく雇用が減少したのは建設・鉱業・製造業のようです。アメリカの景気を支えていた住宅産業やシェルオイルなどの分野で景気後退が起こっているようです。
おかげで、対ドル相場は一気に106円台まで円高が進みました。ちょっと前までは対ドルで110円越えの水準でした。それが、今では106円台まで来ています。
何とちょと前には17000円越えだったのに今度は15000円台が見えてきています。大事な年金を株式投資にまわしていますが、本当にいいのかという気がします。
一時125円まで行ったのが夢のようです。あの頃さらに円安になると思ってドルを買った人は大変な含み損を抱えているでしょう。
おじさんは102円でドルを買ったので何とか損失はでていません。125円近辺まで行った時に円転すればよかったのですが、なかなかそうはいきません。
130円まで行くかもしれないと思ってしまったのです。偶然ですが、亡くなったツマクマもドル建ての保険をもっていました。こちらはドルの値段が円高の時だったので少し利益が出ました。
それだけが対ドル投資の利益です。ほとんどの個人投資家は18000円台で買った株式をもっていると思うので今回の値下がりで売るに売れない状態だと思います。
消費税引き上げ延期はしましたが、景気回復による増収は今の調子では見込めそうにありません。今回の円高で企業も将来に対して慎重になり、来年の賃金引き上げも難しそうです。