新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今日は全面高

 久しぶりの株ネタです。先週から下がっていた株式相場も今日は全面高でした。一日を通してほとんど変化なく上がっていました。

 おじさんの持ち株も某電力株を除いてすべて値上がりでした。結構値上がり幅も大きかったです。今回の値上がりの理由は売られすぎからの買戻しでしょう。

 先週株価が下落した最大の理由はイギリスのEU離脱です。世論調査などで離脱派が優勢になったのを見て一斉に安全通貨への買いが入りました。

 円やドルが買われたのです。103円台まで行きました。直近の世論調査では逆転したようです。それを受けて安心の買いが入ったのでしょう。

 今日はユーロに対して大きく円安に振れていました。そうは言っても16000円台回復とまでは行きませんでした。ついこの前までは17000円台を回復していたのですが、なかなか相場は難しいです。

 23日に投票ですから、今週中には結果がでます。すでに離脱はないと言うことで相場は動いています。逆にもし離脱ということになれば、離脱はないということで相場が動いていたのですから、その反動は大きいでしょう。

 一気に円高となり、100円台まで円高が進むでしょう。今から離脱なしで相場が動けば現実に離脱なしとなった時点で逆に相場が下がる可能性もあります。

 株式相場は予想で買って現実で売るからです。ただヨーロッパ全体に反EUの機運が高まりつつあることは注意が必要です。

 イタリアのローマ市長選挙でもEU反対の政党の押す候補が当選しています。オーストリアでも極右の大統領候補があやうく当選するところでした。

 今はこれまでの理想主義に対する懐疑の時代なのかもしれません。アメリカでも以前なら考えられなかったトランプ氏が大統領候補になります。

 社会主義という言葉だけでも危険視されたアメリカで堂々と社会主義を掲げたサンダース候補が若者の支持を集めました。

 世界中で何かが変わりつつあるような気がします。今回の参議院選挙で与党が三分の二を確保したら憲法改正が現実のものとなるでしょう。

 大戦前のようなブロック経済化が進むかもしれません。戦後70年を経過し世界が変化しつつある気がしてなりません。明日は授業とリハビリで一番忙しい日です。