新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相場はEU離脱なしで決着

 昨日はポステイングの準備で忙しくでブログはお休みしました。物事は実行するより準備の方が大変なのです。準備ができれば実行はそれほど難しくありません。

 さて今日の株式相場は170円ちょい高でした。今日からイギリスのEU離脱を決める選挙の投票が始まるのですが、すでに相場は離脱なしで動いています。

 円高も一服で一時に比べると円安に進んでいます。為替相場以上に株式相場の方が離脱なしで動いています。もちろん、日本でイギリスの状況が分かるわけではありません。

 予想で買っているのです。ただ商いは少ないようです。相場は予想で動きますが現実でも動きます。予想で買って現実で売ることもあるのです。

 今回のイギリスのEU離脱投票は離脱と残留の比率が余りに接近していて予想できません。日本ではまさかEU離脱などと言った劇的なことは起こらないだろうと思っています。

 日本人は劇的な変化を好まない現状維持大好き派ですから、当然です。新しい状況より従来のやり方が好きなのです。

 もちろん投資家も結果が出たわけではないので、170円高と言った中途半端な値上がりにとどまっています。結果が出るまで大きく買えないのです。

 もし離脱ということになったら、反動で大きく相場が下がるからです。予想が残留なのに離脱となったら、株式相場は500円以上の値下がりになるでしょう。

 円も102円かそれ以上の円高になるでしょう。明日には分かるようですから、その結果次第です。EUが揺らぎだしたと言うのは世界経済にとって不安要因です。

 何だか世界中の潮流に大きな変化が起こっているようです。新自由主義の時代が終わりつつあるのでしょう。効率と競争の時代から平等と分配の時代になりつつあるのでしょう。

 歴史は繰り返すと言います。産業革命の時代から社会主義の時代になり、また資本主義の時代になって、再び社会主義の時代になりつつあります。

 明日は忙しいのでブログはお休みです。