新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

1年前の出来事3-ツマクマの最後の笑みの謎

 昨日は礼拝があった後に長老会(役員会)があり、疲れたのでブログをお休みしました。夜になって子供達から今度の記念会(法事)について連絡がありました。

 今は家族全員で見れるように家族間の連絡にLINEを使っています。去年のこの頃はすでにツマクマが入院していました。入院する前日に東京にいる長男を除いて長女夫婦と次女(お婿さんは単身赴任)それに孫たちがきてくれました。

 みんなで撮った写真を次女がLINEに載せてくれました。それぞれの思い出を昨日はLINEに書きました。ところで1年前の今日も思い出の日です。

 おじさんは連日病院に行っていたので、この日は家で過ごしました。その代り子供達がツマクマの面倒を見てくれていたのです。

 前の牧師さんもお見舞いに来てくれました。牧師さんがお祈りした時一緒にツマクマもアーメンと言ったそうです。実はツマクマの意識があったのはこの日が最後だったのです。

 後で聞いた話ではこの日なぜかツマクマが突然にっこり笑みを浮かべたそうです。何を思って笑みを浮かべたのかは話さなかったそうです。

 側にいた次女がその時の笑みを写真で撮ってくれました。それからおじさんはずっと何を思って笑みを浮かべたのだろうと思っていました。

 誰か亡くなった人が迎えにきたからだろうかと思ったりもしました。ツマクマにとって訪ねてきてもらって一番うれしい人は誰だろうと思います。

 身内で亡くなっているのは父親ですが、父親ではないと思います。亡くなった古い友人かなとも思います。ところでツマクマにとって一番訪ねてきて安心なのは誰だろうと考えてみました。

 ところで、退院してしばらくしたある日おじさんにツマクマが「死んだらどうなるのだろう。」と尋ねました。この時ほど信仰をもっていてうれしかったことはありません。

 おじさんは「死んだら神様の国へかえるのだよ。」と答えました。ある時、そのことを思い出して、もしかしたらイエス様が訪ねてきたのかなと思いました。

 「さあ私と一緒に神の国への階段を昇って行きますよ。」とはなしかけてくれたのかなと想像したりします。そしたら、ツマクマも安心して笑が浮かんだのかもしれません。

 実はもっと下世話で以前食べたおいしい食べ物を食べている夢を見たのかもしれません。それにしても、意識を失う直前に笑みを浮かべてくれたことはおじさんにとって最大の喜びです。

 もし苦しい顔をしたまま亡くなったら、残された者は辛かったと思います。この日を境に全く意識がなくなり一日中うとうとしている状態になりました。

 明日は授業です。