ツマクマの一周年記念会がありました。
金曜日からブログをお休みしたのはツマクマの一周年記念会関係で忙しかったからです。教会では日本の法事に当たる行事を記念会と呼んでいます。
と言っても仏教のように決まった形式はありません。仏教の場合、初七日・49日・初盆・一周忌・三回忌・七回忌と続きます。
教会の場合、そのような形式がないので遺族によって記念会をどうするか違っています。ツマクマが亡くなった後2月くらいして亡くなった方は3ケ月の記念会をされました。
普通は1周年記念会で次は5周年そして10周年と続きます。一番古い方では先日15周年の記念会をされました。また形式としては、親族だけの場合と教会員まで呼びかけてやる場合とあります。
おじさんの場合は親族だけでやりました。ある方は教会員に呼びかけたので30人近く出席したこともありました。記念会は教会でするのですが、15周年の記念会をされた方はホテルでされました。
内容は大体讃美歌を歌って聖書や詩編を読んで先生のお話があるくらいです。讃美歌は2つくらいで、一つは「慈しみ深き」の讃美歌を歌います。
キリスト教式の結婚式でも大体これを歌います。クリスマスの讃美歌を除けば日本人が歌える讃美歌はこれだけです。
実はメロデイが学校の音楽の時間に習う「星座はめぐる」と同じなのです。他に蛍の光と同じメロディーの讃美歌もあるのですが、こちらは卒業式で歌う歌を結婚式や記念会ではなじまないので使いません。
以前書いたこともありますが、有名な「フインランデイア」のようなオーケストラが演奏する曲が讃美歌であったりします。ドイツ国歌も同じメロデイの讃美歌があります。
今回はおじさんの兄夫婦・ツマクマの実母・弟夫婦・妹夫婦・おじさんの長女夫婦・次女夫婦と下の孫・息子夫婦で16人の参加です。
本当はツマクマの弟の長男と次女夫婦のもう一人の孫も来るはずでしたが事情で来れませんでした。記念会は礼拝堂でなく集会室で行います。
今回の記念会は11時から12時までを予定しました。礼拝後に記念会をされるところや、午後から記念会をされるところもあります。
今回は記念会の後みんなでお弁当を食べて終わりました。大体記念会が終わってみんなで昼食を食べて終わりというケースが多いようです。午後からだとお茶菓子ということになります。
法事の場合、お坊さんにお布施をしますが、記念会の場合牧師にお礼をするかどうかは自由です。記念会をする場合、ほとんど教会員だった方ですから、お礼がなくても牧師はやります。
もちろんおじさんは世の常識に従って牧師にお礼を差し上げました。牧師へのお礼はなくても教会への感謝献金はみなさんされます。
お寺はお布施で維持されていますが、教会は教会員の毎月のの献金で維持されているのです。教会の場合戒名料のようなものはもちろんありません。
ただ納骨堂の壁面の石板に名前と生没年を刻むのでそのお金だけがかかります。一字いくらということになります。
仏教の場合でも一周忌を終えると一応葬儀のけりがつきますが、キリスト教の場合も同様です。前夜式(通夜)葬儀、納骨、一周年記念会で一応の区切りがつきます。
後は近くに住む子供達が4月と11月の召天者記念墓前礼拝に参加するくらいです。墓前礼拝の時には納骨堂の扉を明けるので直接遺骨を拝むことができます。
金曜日には義母と義妹夫婦・長男夫婦・土曜日は義母・義妹・長女夫婦と毎日6人近くおじさんの家に泊まったので大変でした。
明日は授業の予習です。