終活の時代ー老いゆく日本
今日はポステイングの準備で忙しかったです。タウン誌に宣伝ビラを今回は5枚はさみました。宣伝ビラは毎回異なります。
最高は9枚でした。前回は2枚でした。宣伝ビラが多いとその分手当も多いのです。と言っても収入より健康のために仕事をしているので、多くても少なくてもどちらでもいいです。
ところで、ポステイングの準備が終わった後本屋さんに行くと、某ビジネス雑誌の特集が「空家」についてでした。地方からどんどん都会に出て行くので、親が亡くなった後実家が空家になります。
これからどんどん空家が増えていくでしょう。おじさんの近くでも2軒空家があります。そもそもおじさんの隣も空家です。こちらは駐車場があるので、お借りしています。
お隣の方も車が駐車場に停まっていれば、まさか空家とは思わないので防犯対策にもなります。そういえば、昨日の「お気持ち」発言も天皇陛下の高齢化が最大の理由です。
お墓特集も多いです。都会に出た後実家のお墓をどうするかは難しい問題です。おじさんはキリスト教なので関係ありませんが、義弟のところはお寺をどうするかで大変です。
義弟はお墓のある町から高速で1時間半もかかるところに住んでいます。義父が亡くなった後も、高速で1時間半もかかるお寺からお参りに来ています。
お寺としても檀家が減るのは困るのでお参りに来ているのでしょう。交通費もばかにならないし、義弟としてはお寺を変えたいのでしょうが、そのお寺の納骨堂にお骨をおさめているので、簡単にお寺をかわるわけにはいきません。
以前と違って今は、終活について堂々と取り上げられる時代になりました。亡くなった後の家の整理から遺言まで様々な雑誌などで取り上げられています。
おじさんも間もなく古希になるので、これからのことを考えなければなりません。最低でも遺言を残しておかなければ、おじさんが亡くなった後子供達で財産分与の話をしなければなりません。
お金などの分与は基本皆で平等に分ければよいのですが、小さいながら自宅があるので、これについてはどうするか難しい問題です。
子供達はここを売って中心地に出た方がいいと言いますが、長年(40年)住んだところを離れるのも寂しです。体が動かなくなったら、老人ホームに入ろうと思いますが、それをどこにするかも難しいです。
長女のお婿さんは田舎にご両親がおられます。田舎なので田んぼや畑、ちょっとした山や家屋などがあります。長女夫婦はサラリーマンですし、田舎に帰る可能性は全くないので、家や田んぼなどはどうするのだろうと思います。
先述した雑誌にも書いてありましたが、相続放棄の田んぼや山がどんどん増えているようです。長女のお婿さんが田んぼや畑を相続したとして、長女夫婦は子供がいないので、お婿さんが亡くなった後長女が田んぼや畑を相続できるとは思えません。
捨て土地や捨て山が増えた後もしそこで自然災害が起こったら大変です。個人の終活だけでなく国土の終活もこれから問題になりそうです。
明日は同窓会に行くのでブログはお休みです。