新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

同窓会がありました。

 今年も毎年行っている同窓会がありました。本当は昨日あったのですが、昨日は次女のところに泊まったのでブログを書けませんでした。

 おじさんは関西地方の某県で5年間2校地元の県に戻って33年間3校勤務しました。関西地方の高校の同窓会は1度2番目の学校のがあったのですがちょうど中国に行っていて出れませんでした。

 今回行った同窓会は地元の県に戻って最初に勤務した高校です。県庁所在地にある学校です。勤務した時27歳でした。今回盛り上がった生徒さんは2年目に担任をした時の生徒さんです。

 学校では勤務1年目は原則担任なしなのです。今生徒さんは56才になっています。後4年で退職の年です。皆いろいろな人生を歩んでいました。

 外資系のIT企業に勤務している生徒さんは香港の競馬にはまっているそうです。理学部数学科の卒業生なので確率論を考えながら馬券を買っているそうです。

 香港ドルでもっていたら、円安になって為替差益が出たそうです。別の生徒さんは中学の先生をやった後NPO法人を立ち上げてやっているそうです。

 技術家庭の先生だったので、中学の内申書ソフトを開発して県で多くの学校で採用してもらったそうです。別の生徒さんは親の介護のため中途で仕事を辞めた人もいました。

 医者になった生徒さんもいるのです。ある生徒さんは他府県で医者をしていると聞いたのですが、誘われてまた別の県の医者になったそうです。

 一番親しい医者になった生徒さんは医者以外に事務系の仕事もするようになったと聞いていました。あるセクションの参事になったと聞いていたのですが、今度は本部のある東京で仕事をするようになったと聞きました。

 この生徒さんはとても人柄の良い生徒で、自分が死ぬときは彼にみとってもらいたいと思ったほどです。医者と事務方をつなぐ仕事もしているようです。彼の温厚な人柄なら当然だと思いました。

 東京の本部では事務職だと給料が下がるので、医療職との兼務にしてもらうのだそうです。教員も教育委員会に行くと給与が下がるので、教員の身分で指導主事などに充てるようです。

 今回出席した高校は創立50年になるそうです。おじさんが行ったとき10周年を終えたと聞いたのですが、すでにそんなになったのです。

 もちろん創立100年を超える伝統のある高校にも勤務したことがあります。このように伝統のある学校はその高校出身の先生でないと同窓会にでても肩身が狭いのです。

 若かったこともあって、(生徒さんとは一回りちょっと下)生徒さんとも仲がいいです。来年も同窓会に行くつもりです。明日は長女が家に来ます。今孫二人で来ています。明日は忙しいと思うのでブログはお休みです。