新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

広く薄く上がったようです。-今日の株式相場

 昨日と打ってかわって今日は日経平均で149円の値上がりです。売られれば買われるという展開です。どうもボックス相場になっているようです。

 ただ一時に比べて下値を切り上げているようです。以前は16000円台すれすれも多かったのですが、いまでは16500円を基準値にしているようです。

 これを下回る可能性が出てくると買われているようです。やはり日銀の買い支えが大きいようです。政府日銀としても16000円割れは見過ごせないところでしょう。

 と言っても対ドル相場は101円台を挟んだ動きです。円高傾向は変わっていません。どちらかと言うと対ドル相場と株式相場が少しかい離してきた感じがします。

 対ドル相場はアメリカの意向がどうしても反映します。今アメリカは日本の円安政策を認める気はありません。日本政府をけん制する意味でも円高傾向は必要だと考えているのでしょう。

 アメリカの言うことを聞くなら少し円安傾向になってもいいが、言うことを聞かないなら円高を進めるぞというサインなのでしょう。

 ところで今日は日経平均が140円ちょいの値上がりだった割にはおじさんの持ち株は全勝でした。値上がり幅はそれほどでもないのですが、広く薄く値上がりしていました。

 よく言われるように、特定の高額株が買われると一気に日経平均が上がるのです。投資をやらない人は日経平均だけを見て個別銘柄は見ませんから、こんな手が通用するのです。

 しかし、このまま17000円台突入は難しいでしょう。円も105円まで戻さない限り難しいと思います。ただ9月のアメリカの金利引き上げ次第では大きく円安になる可能性もあります。

 そうなれば、一気に17000円を越えてくるでしょう。今の予想では金利引き上げはないと見られています。アメリカの金融当局はサプライズを好まないので、事前に市場と対話をすると思われます。

 ここで金利引き上げはないと次は来年の春ということになります。新大統領がどのような政策を打ち出すかが注目されます。

 明日からしばらく忙しいのでブログはお休みです。