新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

キリスト教関係の雑誌について

 今日は日曜日なので恒例の教会ネタです。教会ネタを書くのはキリスト教についてご存じない方にキリスト教のことを知ってもらうためなのです。

 世の中にはプロテスタントカソリックの区別がつかない方も多いです。おじさんがクリスチャンだと知ると、クリスチャンネームは何ですかと聞かれます。クリスチャンネームはカソリックの話で、プロテスタントにはそんなものはありません。

 ところで、おじさんの所属する教会は日本基督教団に所属しています。教団には出版局というのがあって、雑誌や書籍を出しています。

 書籍の方はほとんど買ったことがないのですが、30年近く雑誌は取っています。教団発行の雑誌は「信徒の友」というのです。

 雑誌と言っても世相や政治状況を反映したものではありません。もちろん全く世相とかけ離れたものでもありません。今回の特集は「こども食堂ー教会が地域と歩む可能性」です。

 今子供の貧困が問題になっています。このテーマは教会がどうかかわるかとも関係しますので特集が編まれているのです。

 教会らしいのは、教会往来という名前で牧師の人事異動が掲載されている点です。日本全国の教団の牧師の人事異動が載っています。

 また「日毎の糧」と題して、毎日どこかの教会について祈る欄があります。その欄には聖書箇所とそれについての簡単なコメントが載っています。

 それだけでなく該当の教会の場所や牧師名、創立年また現住陪餐会員の数や礼拝出席者の数、さらには予算まで掲載されています。

 これを見るとその教会がどんな状況にあるか一目瞭然です。教区ごとになされています。今は兵庫教区です。もちろんおじさんの教会も以前掲載されました。

 以前は「ここに教会がある」という名前で個別に出版局の担当者が各教会を訪問して、誌面で紹介する欄もありました。

 おじさんの教会も20年くらい前訪問を受けたことがあります。その時の雑誌を今でも取っています。特集なども興味深いのですが、各教会の状況をしることができるのもこの雑誌のおもしろいところです。

 実は教団が出している雑誌で「教師の友」というのがありました。これは教会学校の教師向けの雑誌です。教案といって、説教の内容を書いた欄があるのです。

 これを参考に長年教会学校をやってきたのですが、ある時教団の執行部が社会派に占められて教案の内容が社会的な問題ばかりになりました。

 それで「教師の友」をやめて、今は「教会学校教案」という雑誌に変えました。こちらは福音主義教会連合という組織の発行です。

 この組織は日本基督教団内部では社会派に対抗するグループです。信仰を中心に教会運営を行うべえきだという考えです。

 おじさんもその考えに賛成です。今年は「神の救いの歴史」として旧約聖書の創世記から新約聖書ヨハネの黙示録までを1年かけて説教するのです。

 なかなか壮大な計画です。今日おじさんが説教しましたが、今日の説教はイスラエルの初代の王となったサウルの話です。サウル王はほとんど知られていませんが、その後に出たダビデ王やソロモン王は皆さんご存じでしょう。

 王が建てられる前はどうだったのか、なぜ王が建てられたのか、どのようにして王が選ばれたのかと言ったことは長くなるので省略します。今日の教会学校の説教はそれらについてでした。

 明日は定例の歯科検診です。火曜日は定期検診と連日忙しいです。