新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来週は日米の政策が明らかになります。

 昨日は次女の家のお手伝いに行ってきました。さて、昨日の株式市場は114円の値上がりでした。このところ株式相場は一進一退の状況です。

 16500円を挟む狭い範囲での動きです。来週日米で金利政策の発表があるので当然です。アメリカの金利引き上げがあるのか、ないのかどちらもそれぞれ根拠があります。

 最初はないだろうと言う意見が強かったのですが、その後いや引き上げがありそうでという意見になりました。その関係でアメリカの株式市場は値下がりしています。

 もしアメリカの金利引き上げが実施された場合、アメリカの株式市場がどうなるかも難しいところです。普通であれば株式市場は売りと言うことになるのですが、逆に悪材料出尽くしということで値上がりする可能性もあるのです。

 昨日の対ドル相場は103円でした。為替相場アメリカの金利引き上げあると見ているようです。もし引き上げがあったとして、対ドル相場が大きく円安に振れるかと言われればそれも難しいです。

 前回の引き上げの時、対ドル相場で円安を予想したのですが、逆にどんどん円高が進みました。予想で買って現実で売るです。金利引き上げ直前が一番円安だったのです。

 日銀の場合も全く予想できません。検証では何をどう検証するのかも不明です。日銀総裁も含めて様々な委員がいろいろ言っていますが、結局何なのだというところです。

 間違いないのは今の日銀の緩和を後退させることはないと言うことです。もしそんなことをにおわせたら、即座に日経平均は1000円単位で下落するでしょう。

 それでは大きく緩和を進めるかと言うとそれも難しいと思います。国債買い取りの増額もこれ以上は難しいでしょう。マイナス金利の深堀も副作用が大きいです。

 そう考えると大きな動きはなくて、小幅な緩和にとどまると思います。アメリカでいえば、もし9月の金利引き上げがなければ、次は来年になると思います。

 大統領選挙が視野に入ってくるからです。もちろん、その結果待ちのところもあります。相場は一寸先は闇ですから今後どうなるか全く不明です。企業業績などと違って、政策なので外からは全く様子が見えてきません。

 今までは企業業績や世界の経済状況で株価が動いてきましたが、今は政治や政策で株価が動きます。一個人ではどうしようもない世界です。

 明日は日曜日なので教会です。