新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

「敬老の日」に思う

 今日は敬老の日です。以前義父母と同居していた時はお祝いを上げていました。義父は80才で亡くなり、ツマクマが亡くなったので義母は老人ホームに入っています。義母は95才になります。

 考えてみれば昔老人と言えば60才からでした。昔は栄養状態が悪かったから老けるのも早かったようです。女性の場合、腰の曲がったおばあさんが多かったです。

 今ではほとんど腰の曲がったおばあさんを見かけません。今住んでいる地区は1970年代前後に発展したので、高齢者だらけです。当時働き盛りだった人は皆高齢者になっています。

 田舎を通っていて立派な建物があったら、昔は病院か公共施設でした。今は老人ホームです。地元の老人だけでなく他地域から入居料が安いので入居しているようです。

 義母が老人ホームに入居する際ツマクマとツマクマの兄弟で調べたそうです。いろいろな老人ホームを見て回ったそうですが、やはりそれなりのところに入るにはそれなりのお金がいるようです。

 今義母が入っている老人ホームは個室でホーム自身もできてそれほど時間が経過していないようです。内部もとてもきれいです。病院の系列のようです。

 おじさんがポステイングを担当している地域で新築の結構大きな建物ができていました。個人の大きな屋敷を壊して作っていました。マンションにしては低層だと思ったら老人ホームでした。

 大きな個人の家を取り壊してマンションを建てることは多いのですが、個人の家を壊して老人ホームを作るとは思ってもみませんでした。

 おじさんの家の近くにはショートステイ介護施設が結構あります。大手のものから個人の小さなものまであります。おもしろいのは結構早くから介護に取り組んだ施設です。

 もともとは材木屋さんだったのですが、将来を見越して30年くらい前から介護に取り組みました。おじさんの家の階段の手すりやツマクマの介護の関係の品物もそこにお願いしました。

 また別の小さなショートステイの施設は建築業の方がやっています。さらには生協がやっているショートステイの施設もあります。遠くから自動車で迎えに来たりもしています。

 産業として高齢者向けの施設があるような感じです。しかし、後30年もしたらおじさんたち団塊の世代がほぼいなくなります。地方の介護施設などは倒産するのではと思っています。

 そういえばおじさんの家の近くに斎場がいくつもあるのですが、ほとんど利用されていません。ある斎場は壊されてマンションになりました。

 高齢社会になりましたが、高齢者でお金をもっているのは東京などの大都会の一部の人でしょう。地方の高齢者はひっそりと暮らしているようです。

 明日はのんびり過ごします。今週の日米の金利政策発表が気になります。