新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日銀の金融政策発表ー銀行株が上がりました。

 今日は注目の日銀の金融政策が発表になりました。前場はやや安値だったのですが、発表後大きく値上がりしました。

 日銀が国債金利を一定水準にする新たな金利ターゲットを設けることになって、銀行株を中心とする金融関連株が値上がりしました。

 日銀の金融政策が金融機関の経営に大きな影響を与えると言うことで、このところ金融株は売り込まれていました。今回日銀が金融機関の経営に配慮した政策を打ち出したのです。

 おじさんは都銀と地銀両方の株をもっています。銀行株は値段の割に配当が良く配当取りには格好の株式でした。事実、3月期配当を結構もらいました。

 ところがこのところ値段が下がっていたので気になっていたのです。今日だけで銀行株は7%近い値上がりです。二桁の値上がりでした。

 久しぶりの値上がりです。都銀株はまだまだ買値に遠いのですが、地銀株の方はもう少しで買値まで到達しそうなところに来ました。

 今日は全面高で持ち株全てが値上がりしました。問題はアメリカの金利引き上げです。大方の予想では引き上げなしで来ています。

 もし引き上げとなったらアメリカの株式相場は大きく下げるでしょう。ただアメリカのFRBは市場との対話を重視するので、大方が引き上げなしの予想を覆すととは思えません。

 日銀は金融緩和をさらに進めようとしていますが、対ドルでは101円台のままです。円安株高の構図は完全に崩れてしまいました。株式市場は為替動向の影響を受けにくくなっています。

 今は業績相場でなく政策相場なので、為替がどうなっても余り影響がないようです。これまでなら、円安は輸出産業に有利、円高は輸出産業に不利という考えがありましたが、今日の相場では円高のままなのに輸出産業株も値上がりしています。

 おじさんの持ち株の某電機株も某海運株も値上がりしていました。今日の先物市場はすでに16600円台まで値下がりしています。

 材料出尽くしの売りが出ているようです。明日は日本の市場は休場なので金曜日アメリカの金利引き上げ動向の影響が株式相場にどう出るか注目されます。

 来週は配当落ちになります。次回の配当は12月となりますが、メーカーや船会社の業績がよくないので、配当は6月の時より大きく減りそうです。

 明日はポステイングをやります。今回は広告が少なかったので準備はすでに終わりました。