新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんの仕事―ポステイングと日本語教師

 今日は午前中ポステイングをして、疲れたので午後は昼寝です。毎回この繰り返しです。思いきり汗を流して、シャワーを浴び、昼食と一緒にビールを飲んで昼寝です。

 それでお金が入るので最高の仕事だと思っています。この仕事はまず前日持ち込まれたタウン誌に広告を挟む仕事から始まります。

 広告のサイズや配布方法によってもらえる報酬が違うのです。ちなみにおじさんの立場は個人事業主ということになります。タウン誌の会社から仕事を請け負う形になるのです。

 ですから報酬はその時配布したタウン誌と広告の枚数によって決まります。サイズというのはB4サイズやA5サイズB5サイズなどいろいろです。中にはマグネットもあります。

 当然サイズの大きな方が重いので報酬も高いです。と言っても1枚4円とかです。ちなみにマグネットの広告は配布が大変なので(折り込みができない)単価が高いです。

 配布方法の違いとは、戸建てのみとか賃貸住宅のみとか、広告をタウン誌の折り込まないで配布してほしいとかです。

 配布方法に指定があると一度にどんどん配布するわけにいきません。とても手間がかかるので報酬も高くしていのです。

 大体一回にタウン誌と広告7枚くらいが普通です。一番少ない時はタウン誌を広告2枚でした。会社の担当者に最初面接した時、タウン誌だけで広告なしと言うのがありますが、そんな時でも最低タウン誌1部で5円を保障しますと言われました。

 おじさんの場合、1回で500枚配布するので、最低2500円を保障すると言うことです。月4回ともタウン誌のみだと最低月1万円を保障すると言うことになります。

 会社の担当者の話では去年1回だけ広告なしと言うのがあったそうです。基本はタウン誌が1部3円でそれに広告分の報酬が加わります。

 広告が多くて配布方法に指定があるとその分1回の報酬が増えるのです。おじさんがポステイングを始めたのは健康維持のためです。

 思い切り汗をかくフィールドでの仕事をしようとおもったからです。22歳から67才までずっと教師の仕事をしてきました。汗をかくことは全くありませんでした。それに授業を1日3時間くらいしても疲れることはありませんでした。

 高校の教師の場合、標準は週に15時間です。年によって16時間とか17時間とかあります。18時間というのはまずありません。

 そして労働単価は時給にして大体3000円程度です。今のポステイングの仕事は前日の折り込みと当日の配布が労働の内容です。折り込みに最低3時間、配布に4時間ですから労働単価は700円と言ったところです。

 今の日本語教師の労働単価とは比べものになりませんが、健康のためにやっています。ポステイングをした夜は体が疲れているのでぐっすり眠れるのです。

 また、折り込みの時はいろいろなことを考えます。テレビを見ながらのながらでもOKです。逆に配布の時は何も考えずひたすら配布します。

 日本語教師の場合は留学生が相手ですから、居眠りをしていると注意し、やる気がないと鼓舞し、何とか分からせようとします。

 ストレスも大変です。授業の準備もあります。日本語教師は頭脳労働でポステイングの仕事は肉体労働です。68才の今両方できるのはありがたいことです。

 ただ何歳までやれるか心配です。まあやれるまでやると言ったところです。明日はのんびり過ごします。