新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

トランプショックを先取り

 今日は久しぶりの株ネタです。今日は学校がスポーツ大会なので授業はお休みです。お蔭でゆっくりポステイングの準備ができました。
 さて、昨日アメリカの大統領選挙の行方が怪しくなったと書いたのですが、おじさんでもわかるくらいなので、相場もすぐアメリカの状況に反応しました。
 アメリカの株式市場も値下がりしましたが、日本の株式市場も300円越の値下がりです。一時は17500円へと進むかと思われた日経平均も一気に17100円台まで後退しました。。
 一時は350円近い安値で17000円台まで後退していたのです。事前の選挙予想がクリントン氏の楽勝だったので、今回の状況は相場にとって不意打ち状態でした。
 選挙は昨日書いたように投票箱が閉まるまで分かりません。特にアメリカの大統領選挙は総得票数ではなく、州ごとに選出された選挙人の数で決まるので、最後まで結果が分かりにくいのです。
 最新の世論調査ではトランプ氏がクリントン氏を抜いたという報道もあります。トランプ氏の経済政策が具体的にどんなものか良く分かりませんが、報道によれば保護主義のようです。
 特にTPPには反対なので、日本が批准してもアメリカは議会が批准しない可能性があります。FRBについても議長を更迭するという意見のようです。それにドル安を容認しないようですから、当然円高になるでしょう。
 世界全体がアメリカの大統領選挙の結果を見守っています。これまでであれば、アメリカの大統領選挙の結果が日本の株価にまでは影響することはなかったのです。
 今回はおじさんの経験でも初めてです。日本の国会ではTPPの承認とその関連法案の採決を急いでいるようですが、トランプ氏が大統領になれば採決も水の泡になります。
 しかし、相場は案外予想で売って現実で買うということもあります。それは別の言葉でいえば材料を相場が折り込んだともいえます。
 相場は生き物なのでどうなるか分かりません。トランプショックに相場が備えていて、逆にクリントン氏が勝利したら相場は高騰するでしょう。
 とにかく来週の結果待ちです。明日は午前中ポステイングです。涼しくなったのでポステイングをする身としてはありがたいです。