新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

海岸線探索記。

 今日は天気も良いので市内の海岸線探索に行ってきました。前回はその近くまで行ったのですが、時間的な制約で海岸線まで行けませんでした。
 今日は最初から海岸線を目指しました。おじさんの家から海岸線行のバスが出ている繁華街までは結構時間がかかります。
 朝2本だけ繁華街までの直通快速バスがあるので今日はそれに乗っていきました。バス停で学校に行くときいつも会う方から、今日は私服ですねと言われました。
 そういえばこの時間のバスに乗るのは学校に行くときなのでいつもはスーツ姿なのです。今日は仕事が休みですからと言ったら、まだ働いていたのですかと言われました。
 確かにこの白髪頭ではそう見えるのでしょう。ところで今取り上げているバスは7:40出発です。これで繁華街には8:30に着きます。
 繁華街で別の快速に乗り換えてさらに30分ほど行ってさらに別のバスに乗り換えやっと海岸線までたどり着きます。そこからは歩きです。
 もともと歩きが目的なので当然です。バス停からは海が良く見えます。相当田舎で家もないと思っていたら結構大きな集落でした。お寺があって付属の保育園もありました。
 いよいよ海岸線を歩きはじめました。大きな工場があったり漁船の船着き場があったりするのを見ながらどんどん進みました。だんだん海岸線以外何もなくなりました。
 突然大きな敷地に建物がありました。後でどんな会社なのか調べようと思いました。しかし、目的地近くでそこの施設があったので何の会社か分かりました。砕石をする会社だったのです。
 海岸線をさらに進むとジャリを取っている現場が見えてきました。採石場でそこで採取したジャリを船に積み込んでいました。産地直送です。
 道の向こうに見えたので、あそこで行き止まりかと思いました。前日歩く行程をネットで調べておいたのです。ネット上ではこの海岸線は行き止まりになったいました。
 厳密には行き止まりというより、先には道があるのですが、それがつながっていないのです。事実、どんどん進むとこの先自動車通行不可とありました。
 そのすこし手前に江戸時代この地で船乗りのために烽火を毎日焚いて船の安全に寄与したお坊さんのお墓がありました。この近くには灯台もあると聞いていました。顕彰碑を見ると、このあたりは海の難所だったようです。
 看板があったので行ってみると、山の上にあった灯台への道は今は壊れていて通行できないようです。入り口から見ても壁面が崩壊してとても行けそうにありませんでした。
 そこで通行不可は自動車だけだと思ってさらに進みました。ところが進んでいるうちに何と砕石場に入っていたのです。おじさんが入った方には立ち入り禁止の表示がなかったのですが、出る時見たらそちらには立ち入り禁止の表示がありました。
 作業をしているのは工事用車両で、おじさんに気が付いても降りて来て注意するわけにも行かなかったのでしょう。急いでそこを通り抜けるとその先はコンテナターミナルでした。
 そこはオープンなところなので、安心して進みました。そのコンテナターミナルのことは知っていました。そこを抜ける時、道が分かれていました。そのままコンテナターミナルを進むか、山を越えるか迷いました。
 結局山を抜けることにして進むと、大きなトンネルがありました。歩道もついていたので、そこを抜けました。800メートルくらの長さです。
 さらに進むと住宅街が見えたのできっとバス停があると思ってそこへ行きました。そこには畑で働く人もいたので道を聞きました。教えられた通りに進むと確かにバス停がありました。
 ふと住所表示を見ると何とおじさんが降りたバス停は3丁目で、そこは4丁目なのですつまり海岸線を回って、トンネルを抜けて元の場所に戻ったのです。見るとおじさんの降りたバス停がちょっと先に見えました。おじさんが降りたバス停の一つ手前に出たのです。
 結局2時間かけてぐるりと一周したことになります。それから繁華街に戻って昼食です。おじさんの行きつけの蕎麦屋で野菜天とざるそば、それにビールの小を飲んで一日の小旅行は終わりました。
 帰ってサイトを見ると日経平均は17000円割れです。対ドル相場も103円台になっていました。一時102円台まで来たようです。だんだんトランプショックを相場が折り込んでいるようですが、トランプショックが現実のものとなったら、16000円割れは確実でしょう。
 明日はのんびり過ごします。