新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

神経質な相場展開

 今日はポステイングの日です。折り込み広告が多くその上別配布の広告などがあって、いつもより時間がかかりました。昼過ぎにやっと終わりました。
 帰って相場をみるとちょい安でした。結局0.4円高が引けました。高安の幅は120円近くありました。先ほど先物市場を見ると17900円台をうかがう水準です。
 対ドル相場は109円まで来ています。今日も円安傾向だった割には株式相場の値上がりがありません。このところの株式相場の値上がりに警戒感が出ていると思います。
 目先の企業業績は大きく下げているのに、円安傾向が続いているので株式市場は値上がりしています。その肝心の円安がどこまで行くのか不透明です。
 あるサイトを見ると、FXをやっている個人投資家逆張りを仕掛けているとありました。今ドルが買われているので、その反対にドルを売っているのでしょう。
 そのサイトでは対ドルで110円まで行ったところで反転する見込みで皆逆張りをやっているとありました。目先110円が一つの目標になると思います。
 短期間で急速にドル高が進んだので、どこかで節目があるでしょう。大体区切りのいいとこが節目になります。アベノミックス後の円安の節目は125円でした。
 125円までつけた後、円高に触れて行き、99円まで来たところで再び円安に振れています。目先110円まで行ったところで、今度は105円近辺まで円高になると思います。
 現在の対ドル相場は予想で買っているだけです。まだトランプ政権の経済政策が明確になっていません。いくつか上がっている政策を材料に買っているのです。
 安倍首相とトランプ氏のと会談も設定されています。政権誕生前にどれだけ突こんだ話し合いができるか疑問です。大体においてこちらから会いたいと言った場合、相手が有利です。
 商売上手なトランプ氏がそのことを知らないはずはありません。日本から譲歩を引き出す考えだと思います。安倍首相とトランプ氏の会談で具体的に何が決まるということはないでしょう。
 取りあえず一度どこかの段階で調整があるとは思います。株式市場でも18000円に近付いた時、対ドル相場では110円に近付いた時ということになります。
 18000円の大台を越えれば次は18500円くらいまで一気に行くでしょう。対ドル相場も110円を越えれば、115円くらいまで行くと思います。
 最後の決め手はアメリカの金融当局が金利引き上げをやるかどうかです。もし引き上げをやればドル高はさらに進むでしょうし、もし引き上げ見送りとなれば、それをきっかけに巻き戻しが起こって、105円台まで円が買われると思います。
 明日はのんびり過ごします。