トランプ相場をどう見るか
今回はポスティングが早く終わりました。これまでで最短の時間です。一つは今回の配布枚数が少なかったこと、もう一つは配布先に慣れてきたからです。さらに言えば気温がちょうどよくなったことです。
さて今日のブログですが、相場の先行きについてです。今回の相場はトランプ相場と言ってもよいでしょう。企業業績の好調さからではなく、トランプ氏の経済政策に対する期待感から買われています。
そもそもトランプ氏の経済政策が具体的にどんなものか全く不明なのです。現在分かったいることは、TPPについては批准しないということだけです。
TPPを批准しないことと相場は直接関係ありません。取りあえずアメリカの株式相場の上昇に連動した形で日本の株式相場も上昇している状態です。
しばらく相場の下落が続いたのでちょっとした材料で買われやすくなっているのでしょう。それに円安も大きく影響しています。あれよあれよと言う間に対ドル相場で112円を越えてきました。
今日の終わり値は112.7円です。ちょっと前まで101円台だったことを思うと隔世の感があります。トランプ氏当選で大きく円高に振れた時ドルを買った人は短時間で10円近い利益が出ています。
かくいうおじさんも103円でドル預金をしているので、そこそこ利益がでています。それでも数年前は125円近辺まで行ったのです。その時売っておいて102円くらいで買い戻してまた売ればなどと捕らぬ狸の皮算用を考えても仕方ありません。
相場は難しいです。とにかく利益が出たら売ればよいという考え方もあります。しかし人間1円の利益で売った後10円も値上がりしたら後悔します。さりとて15円高まできたので、20円まで待とうと思っていたら、また1円台の利益に戻ってしまうこともあります。
天井らず底買わずとも言いますが、相場はどこが天井なのか分からないのです。せめて天井近くで売れたらと思っています。
年内この上げ相場が続くかは不明です。相場が若いのは分かるのですが、値上がりのピッチが速すぎます。ほとんど調整場面がありませんでした。
人間でもそうですがどこまでもハイピッチで走り続けられるわけではありません。調整場面を繰り返しながら上昇する場合は相場が長続きするのですが、アベノミックス登場直後のようにペースが速いと相場が簡単に崩れてしまいます。
引き上げをしてもしなくても取りあえず相場が調整されるだろうと思います。引き上げが実施されれば、材料出尽くしということになりますし。なされなければ予想が外れたということで調整がなされるでしょう。
持ち株ではやっと某電機株がわずかながら利益が出ています。後はドル預金での為替差益です。ドルの方はしばらく金利上昇が続くと思うので売り急ぎは考えていません。
某電機株をどのタイミングで売るかが思案のしどころです。取りあえずもう少し様子を見ようと思っています。金曜日・土曜日は所用で忙しいのでブログはお休みです。