新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今日の教会の行事ー待降節と幼児祝福式

 今日は日曜日なので教会です。今日はいろいろ行事がありました。世界のキリスト教会で行われるのが待降節です。行事というより教会歴に従ったものです。
 待降節アドベントとも呼ばれます。12月24日までがアドベントで25日がクリスマスということになります。待降節というのは文字通り、降るのを待つ時(節)という意味です。
 降るつまり神様の元からイエスキリストが降誕(こうたん)するのを待ち望むという意味なのです。アドベントにはクランツという飾りを飾り付けます。
 これは近代になって始まったものです。木を丸く編んだものにロウソクをアドベントごとに一本ずつ立てていくのです。同時にアドベントの始まりの日からクリスマスまでクリスマスツリーを飾ります。
 おじさんの教会でもクリスマスツリーを飾りました。以前の牧師さんの時は講壇(礼拝堂の一番前)にクリスマスツリーを飾りつけたのですが、今の牧師さんは講壇にはお花以外一切おかないという理念で、クリスマスツリーは礼拝堂の前に飾っています。
 幼児祝福式というのは教会歴にあるものではありません。簡単に言うと日本独自のものです。それは日本では11月に七五三があります。これは子供の無事な成長を祈ってのものです。
 教会にもそのような子供の成長を祝う式があった方が良いというので始まったものです。実は中国の教会でも同じような式がありました。次期はいつの頃か忘れました。
 具体的には子供達が礼拝中に一番前にでて牧師さんから祝福をしてもらって、お菓子などをもらうものです。中国の子供祝福式も内容は日本とほぼ同じでした。
 日本独自と言えば元旦礼拝があります。元旦に信徒さんたちが集まって礼拝を行うものです。正月つまり1月1日を祝うのは日本だけです。
 欧米はアドベントの時から新しい年が始まりますしクリスマスには日本の正月のように離れたところにいる家族が集まります。中国などの東アジアは旧正月が正月です。中国では春節ベトナムなどはテトと言われます。ベトナム戦争の時代、ベトナム最大の行事テトは休戦しようということになったのでテト休戦と呼ばれました。
 欧米のクリスマス休戦のようなものです。というわけで、中国に居た時、元旦一日だけお休みでその前後は普通通り授業もありました。クリスマスの時の方がもっと賑やかだったほどです。
 中国でのクリスマスはまた別の機会に書きます。明日は近くの美術館の講演会を聞きに行きます。先週の土曜日は書道の講演会、日曜日は教会、月曜日は美術館の講演会、火曜日から木曜日までは仕事と今週はめちゃくちゃに忙しいです。来週の日曜日は教会学校の説教・礼拝の司式・長老会(役員会)とこちらも忙しいです。
 明日の相場も気になります。