新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

最近はまっている趣味ー美術館まわり

 今日は一日繁華街へ出て過ごしました。久しぶりの繁華街です。繁華街の近くにある資料館では茶釜の展示があっていました。これは最近知り合った方から聞いたものです。それまで茶釜など何の興味もなかったのですが、何でも知らないものは見てやろうというので思って行ったのです。
 もともとおじさんは芸術には何の興味もなかったのですが、ツマクマがいろろな芸術が好きでつき合わされているうちに、まず西洋絵画が好きになりました。
 標準的な日本人なのでやはり印象派が好きです。抽象絵画はダリとかはおもしろいと思いますが、余り良く分かりません。現代絵画もだめです。まして最新の抽象絵画はさらにだめです。
 彫刻や工芸もやはり余り興味がもてません。お宝鑑定団を見だして興味がでてきたのが日本画です。若いころは全く興味がなかったのですが、ある年齢から興味を持つようになりました。
 と言っても近代の日本画が好きで、浮世絵とか江戸期の作品などや襖絵などは今一つ好きではありません。そういえば15年くらい前大学院に行った時、西洋美術史と美学講義を受講しました。
 西洋美術史ではモネについての集中講義でした。美学講義(美学特講)は美術全体についての話でした。受講したのはほとんど美術専攻の院生ですが、その中に混じっておじさんも受講しました。
 集中講義が終わった後院生や教授連と会議室で打ち上げがありました。何とおじさんもそれに混じって飲んで帰りました。楽しかった思い出です。
 ツマクマが亡くなった後、偶然知り合った方から、もっといろいろな分野の芸術に目を向けた方がいいですよと言われ種々の展覧会や講演会を教えてもらいました。
 まず書道です。おじさんが最後に勤務した高校には芸術コースがあって書道の講座もありました。知り合いの書道の先生の作品を購入したこともありました。
 今回は書道講演会に行きましたが、なかなかおもしろい視点で文字と言うものを見ていると思いました。次は陶芸です。これも陶芸入門のような講演を聞いて、展示品を見ると全く別の視点から見れました。
 人の話を聞くというのはこういうことだと分かりました。今日は茶釜の展示会です。江戸期のものから現代のものまでいろいろありました。
 説明を読んで茶釜を見ると、なるほど名器と言われるものはこんなものなのだということが分かりました。知人の方は染色あるいは染め物・織物もおもしろいよと言われましたが、さすがにそこまでは無理だと思いました。
 芸術好きの方と偶然知り合いになれて良かったです。ただその方は短期滞在で年内で仕事が完了するので地元に帰られるそうです。残念ですが仕方ありません。
 これからなんでも興味をもってみに行こうと思っています。このところ出歩いていたので明日は家で授業準備などをします。