新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

洗礼者諮問会がありました。

 今日は日曜日なので教会ネタです。今日は教会歴でいうと待降節第三週です。いよいよ来週がクリスマスです。教会では普通クリスマスとイースターに洗礼式を行います。
 もちろん、志願者が出た場合、それ以外の時でもやります。かくいうおじさんの受洗日は4月30日です。どこの教会でも受洗者への諮問を行います。
 また受洗の前には志願者への教育を行います。担当は当然牧師です。おじさんの教会では大体2回やります。結婚式を教会で挙げる時も事前の準備会を行います。
 長女も結婚する前何回か牧師さんに会ったようです。もちろんお婿さんも一緒です。諮問会では牧師が志願者を紹介し、長老(役員)が質問したりします。時には洗礼を受けた後の心構えなども話します。
 また会計長老は月定献金などの献金のあり方についても話します。おじさんが洗礼を受けた時は、決意文を書いて洗礼を受ける前にみんなの前で朗読したことを覚えています。
 洗礼のやり方は滴礼と言って頭に数滴水を振りかけるやり方と、全身を水につけるやり方とがあります。バプテスト教会では水に漬けるやり方です。
 おじさんが洗礼を志願した時牧師から海水浴の格好で来てくださいと言われました。また、プールのような水槽に体を浸しますからとも言われました。洗礼式の場所は講壇の後ろにあって、水の張ってある水槽でした。
 そこに全身を浸すのです。そのため浸礼と言われます。水に体を浸すだけでなく顔も水に漬けるのです。一瞬水の中に顔が入ったので溺れるかと思いました。
 もちろん一瞬ですぐに顔が出ました。多分一度死んで新たに生まれ変わるという意味だと思います。新約聖書に出てくるバプテスマのヨハネヨハネという名前の人は多いので、こう呼びます。)はヨルダン川で洗礼を授けたとあります。
 バプテスト教会によっては近くの川や海で洗礼式を行うことがあります。以前勤務した高校の体育教師がおじさんに自分も実は若いころ洗礼を受けたと言いました。
 大酒飲みでバスケット部の顧問でバリバリの体育教師だったので最初冗談だと思ったのです。ところが、近くの海岸で洗礼を受けたと聞いた時、間違いなく事実だと思いました。
 海で洗礼式をすると知っているのはよほどキリスト教に詳しい人だけです。その先生はバプテスト教会に所属していたとも言ったのでこれは確実です。
 人には言わないけれど案外洗礼を昔受けた人が結構いるのだと思いました。今洗礼を受ける人が少なくなりましたが、おじさんの教会では毎年受洗者が出ます。うれしいことです。
 明日は映画を見に行く予定です。「マダムフローレンス」を見る予定です。