新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

典型的な円高株安相場

 昨日は人と会ったりして忙しかったのでブログはお休みにしました。今日から授業再開です。残り2ケ月です。2月でほぼ授業も終わりです。
 ただしその前に期末試験が1月下旬にあります。欠点を出すと再試があるので大変です。相当易しい問題を作らないと欠点が出そうです。
 さて本格的な1月相場の始まりである今日の相場はタイトルにも書いた通り、円高株安相場でした。終値日経平均で19300円割れ寸前でした。ザラ場では19300円を割っていました。
 日経先物も小動きです。おじさんの持ち株も高安まちまちです。取りあえず大きな動きはありません。株式相場以上に大きな変化は為替相場です。
 一時120円を目指すかと思われた対ドル相場も117円台を長く維持した後今日は115円台まで円高が進んでいます。アメリカの金利引き上げが終わったので、これから大きな動きはありません。
 やはり対ドル相場も予想で買って現実で売る動きです。予想でドルをどんどん買ったので、今度は逆にドル売りが出ていると思います。
 今の日本の経済状況では円買いはないでしょう。また世界情勢も取りあえず落ち着いています。つまり危機の円買いもないということです。
 となるとトランプエコノミーを期待してドル買いしたファンドが現実に大統領就任が近づき、もしかしたら、ドル高是正に動くかもしれないと思ってドルのポジションを調整しているとも考えられます。
 取りあえずトランプ氏の大統領就任演説とその後の施政方針を見てからということになるでしょう。肝心のトランプ新大統領がどのような政策を打ち出すのかまだよく見えません。
 アメリカンファーストというなら、ドル高は輸出産業に不利です。ただ主要産業の国内回帰も経済合理性に反します。
 また対外政策も全く見えてきません。対中強硬派と親ロ派が大勢を占めるといいますが、それも現実にどうなるかわかりません。
 中東への積極介入はアメリカの軍事的負担と増します。人的被害もふえるでしょう。またアメリカがテロの目標となる可能性も高まります。
 とにかく今の政治情勢は余りに不安定・不透明すぎるので相場的には取りあえず様子見が一番です。先日東京に行った時息子と話したのですが、某都銀株は配当が良い割に株価が安いので、相場が大きく下げた時に買おうと思っています。
 当面は値上がり益より高配当株を狙おうと思っています。明日は授業の後ポステイングの準備で忙しいのでブログはお休みするかもしれません。