新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

円高株安相場になりました。-この先どうなる

 今日は午前中ポスティングでした。気温は低かったのですが、配っているうちにどんどん温かくなってきました。ポスティングには良い季節です。最悪なのが夏です。
 さて家に反っ帰ってニュースを見ていたら相場が円高株安になったと報じていました。おじさんはガラケイしかもたないので、スマホのように適宜値段を知ることはできないのです。
 と言ってもデイトレでないので、急いで値段を知る必要はないのです。ところで、今回のトランプ相場は以前のアベノミックス相場に似ていると言われます。
 おじさんもそう思います。一番似ているのは予想で買って現実で売る点です。アベノミックスが発表されるやいなや、猛烈な勢いで株価が上昇し、円安が進みました。
 しかし、ある時点でぱたりと止まりました。この時は某証券株を売って短期でそこそこ利益を出しました。今回の相場もトランプ氏が大統領に当選するやいなや円安株高が始まりました。
 その後円安株高相場は続きましたが、このところとうとう勢いが止まってしまいました。以前対ドルで118円まで行った相場が今日は114円台になっています。
 120円までは行くと予想したのですが、今完全に流れは円高です。このまま行けば110円台まで円高が進みそうです。いよいよトランプ氏の大統領就任ということになります。
 そうなれば、予想で買っていた筋が現実で売ることになるでしょう。それを見越して早めに売って利益を確定しようというのが今日の相場展開なのでしょう。
 今日は日経平均229円安で引けています。最大300円近い安値があったようです。20000円を目指すどころか、19000円割れ寸前です。
 もともとトランプ氏がどのような経済政策や外交政策を打ち出すか不明だったのです。今日の記者会見でもアメリカ企業の国内回帰を促し、日本企業たたきを行う方針のようです。
 すでに新自由主義経済は終焉を迎えこれからは統制経済に移るのでしょう。日本でも首相が経済団体に賃上げを要請しています。
 経済のことは企業にから、経済のことは国家にへと変化しています。もともと国家が経済に口を出したから企業活動が停滞し景気が後退したのでしょう。
 しかし、歴史は繰り返すで、再び国家統制の時代になりそうです。この先どうなるかですが、実は誰にも分かりません。年初の予想を見ましたが、年初の良そうが当たったためしはありません。
 なぜなら、年初の予想は年末の状況を見て判断するからです。去年一年を見てもまさかイギリスがEU離脱をし、トランプ氏が大統領になるなど誰も予想しませんでした。
 ということはこれから何が起こるか分からないということです。案外総選挙で自民党が敗北などと言うことも起こり得るし、アメリカによる北朝鮮核施設攻撃などと言うことも起こり得るでしょう。
 相場的にはしばらく調整が続くと思います。春ころには対ドル相場も110円割れで108円くらいのところで落ち着くと思います。株式相場も17500円くらにところで当面落ち着くと思います。
 明日は所用で忙しいのでブログはお休みです。明日の相場はどう動くか注目されます。