新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

トランプ相場は終焉するのかー注目される就任演説

 今日は午前中仕事で午後もバタバタしてして結局相場が終わって値段を見ました。何と281円安でした。おまけに日経平均も19000円台割れです。
 一時は20000円に届くかと言われたのですが、逆に19000円台割れです。対ドル相場も113円台まで円高が進みました。
 いつも書いているように、予想で買って現実で売る典型的な格言通りの相場です。サイトを見ると外国人が買って個人投資家が売っているようです。
 ながらく日本の相場は低迷していたので、外国人の買いが入ったのでしょう。外国人投資家と個人投資家が真逆な動きをすることはよくあります。
 アベノミックス相場では相場の終わりになって初心の個人投資家が参入し高値つかみをしたことがありました。あの時も先に外国人投資家が買って値段を上げたところで、それに煽られた初心の個人投資家が市場に参入したのです。
 その時は週刊誌なども投資を煽りました。今回はアベノミックス相場が終わってそれほど時間がたっていないので、初心者が参加することはなかったようです。
 取りあえずこのところの商い整理で予想で買う格言相場は終わったようです。次は現実が待っています。20日はトランプ氏の大統領就任演説があります。
 どんな話をするかです。またその時の態度も問題になるでしょう。大統領らしく振舞い常識的な発言をすればよいのですが、トランプ色を前面に打ち出せば相場は失望売りに襲われるでしょう。
 上がり方が急だった分下げもきついと思います。へたをすれば、売りが売りを呼ぶ展開になって、15000円台まで真っ逆さまということもあります。
 当面はどんなに下げても17000円台で止まるとは思います。逆に世界の不安を解消するような演説をすれば、今回の整理を踊り場に再び20000円台を目指すでしょう。
 そうなれば、売っていた個人投資家もバスに乗り遅れるなで株価上昇にはずみをつけ、22000円台と言ったところまで行くかもしれません。
 今までは円高が株式相場の足を引っ張りましたが、株式相場の値上がりが逆に円安を呼ぶ相場展開になるかもしれません。
 国際政治も不透明ですが、相場も先行きが全く見えません。明日は授業の後ポスティングの準備なのでブログはお休みです。