新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株価下落とトランプ政治

 今日は一日家で過ごしました。教会関係書類の作成(長老会議事録と総会議事録)それに教会学校説教準備です。その他は庭の整備です。少しずつ雑草も生えてきたのでその除去です。
 ところで、株式相場は一時300円越の値下がりでした。引けは何とか276円くらいで済みました。対ドル相場もとうとう110円台まできました。
 今週は110円割れの可能性もあります。一時は120円台まで行くと言われたのですが全く反対方向に動いています。やはり、一般週刊誌が株式特集を組むと相場が終わると言われた通りです。
 日経平均20000円越どころか19000円割れです。アメリカの金利引き上げが実施されたのに、対ドル相場は円安に動きません。
 大方の見る所原因はトランプ政治の行き詰まりでしょう。去年からの値上げはトランプ大統領が大胆な経済政策を打ち出すだろうという思惑からです。
 しかし、いざ就任してみると挫折の連続です。まず中東からの入国禁止令を出しましたが見事に裁判所によってデイフェンスされてしまいました。
 2回目の大統領令も裁判所によって停止判決がでています。それ以上に大きかったのが今回のオバマケアーを巡る動きです。
 結局大統領の政策は中止ということになりました。アメリカでは日本と違って法案を大統領が直接提案できないのです。議会与党が提案を出してそれを可決することになります。
 つまりトランプ大統領と議会の関係がぎくしゃくしていることの証です。これから先トランプ大統領に対して議会が協力するかどうか疑問だと言うことです。
 議会は共和党が多数を占めていますが、日本と違って党議拘束はほとんどありません。議員個人の判断で賛成するか反対するか決めるのです。
 また今回の騒動で議会執行部の指導力にも疑問符がつきました。この先議会と大統領の関係がどうなるか不透明になってきたのです。
 そこでトランプエコノミーをはやして買ったいた相場がストップしてしまったのです。出だしでこれならこの先どうなることかということになったのです。
 トランプ大統領が考え方を変えない限り議会とはうまくいかないでしょう。しかし、姿勢を変えれば支持層が離れます。前門の虎後門の狼と言ったところです。
 国内がこんな調子では海外で何かするのも難しいでしょう。相場も現金なものでトランプエコノミーへの熱もさめつつあります。相場が今週どうなるか注目されます。明日は歯科検診に行ってきます。