日本がもし分割されていたらー「屋上のテロリスト」を読む
今日は午前中授業で午後から依頼された論文を読みました。するともう一つ論文の依頼がありました。今度は「性差別的表現について」です。
こちらは40枚程度なので有難いです。前の論文は木曜日くらいまでに読み終わる予定です。残り10枚くらいになりましたが、さすがに読み疲れました。明日は授業とポスティングの準備で忙しいので読めません。
そうなると今以上に難しい現状があったでしょう。まさに台湾の二の舞になるところでした。逆に四国にいた国民党が共産党に投降したら日本は東西に共産圏を持つことになっていたでしょう。
ところで「屋上のテロリスト」では西側は大統領制の共和国になり、東側は東日本連邦皇国となっています。西側は分かるのですが東側の国名は変ですね。
内容は非現実的で奇想天外ですが娯楽小説として読めば楽しいです。おじさんは現実に日本分割案があったことを知っているので身につまされました。
作者については全然知らなかったのですが、何とお医者さんでした。森鴎外以来お医者さんの作家は多数います。人間の生の姿を目の前でみているし、医学というのは人間を冷静に観察する学問なので小説家に向いているのかもしれません。
あるお医者さんは医学は人文科学でしと言っていましたが言い得て妙です。是非一度読むのをお勧めします。前述したように明日は授業とポスティングの準備で忙しいのでブログはお休みです。