教会創立記念日礼拝がありました。
昨日は所用で忙しくてブログが書けませんでした。今日は日曜日なので教会ネタです。今日は教会創立記念日礼拝がありました。
46年前今通っている教会が設立されたのです。設立当時おじさんはいませんでした。おじさんが今の教会に通いだしたのは設立5年目のことです。
おじさんの教会はどこからか援助を受けて設立されたものではありません。初代の牧師夫妻が0から作りあげたものです。教会用語では開拓伝道と言います。
新しく教会を設立する場合、大きな教会が中心となって別の教会を設立することもあるし、地区の教会がいくつか共同して別の教会を作る場合もあります。しかし、おじさんの教会は牧師夫妻が自分の退職金だけを元に始めたそうです。
最初は数名の教会員と牧師夫妻だけで礼拝する場所もなく、カソリック教会の一室を借りて日曜日の午後礼拝していたそうです。その後教会員も増えておじさんの家の近くの民家を購入してそこを教会としました。
正式には伝道所と言います。日本基督教団では伝道所・一種教会・二種教会とあります。伝道所は独立した宗教法人ではなく、教団の一組織の形をとります。
それが大きくなると二種教会になります。二種教会になると独立の宗教法人となり、独自の財産を所有することになります。おじさんの教会もその後二種教会となり今は一種教会となりました。
一種教会とは予算や教会員の多い教会です。最初の民家の教会では経済的に厳しいので牧師夫妻が塾を経営して経済を支えました。
民家の教会では発展もないのでその後数年して土地を購入しました。ある業者が開発した団地の中の3区画を購入しました。教会員の数や予算からすれば大変だったのですが、おかげで他の教会と違って広い駐車場を持つことができました。
そこにプレハブの礼拝堂を作りその段階で伝道所から二種教会に昇格したのです。プレハブは中古でその後10年近く使いました。最後はおじさんの別荘のある土地に移築して別荘として使いました。
次は教会堂と牧師館の建設です。これも数年かかりましたが何とか完成しました。確か8000万円くらいかかったと思います。土地の購入代金に建設代金と返済が大変でした。
新しい会堂が建設されさらに教会員も増えました。その後初代の牧師は退任し次の牧師がきました。
そのころもまだ借金が残っていました。その牧師の時代になんとか借金を返済し終わりましたが、次の教会墓地建設が待っていました。
高齢者も多いので教会墓地が必要だったのです。2代目の牧師の時代に教会墓地を霊園内に作ることができました。ツマクマもその教会墓地に眠っています。
もちろんおじさんもその墓地に眠ります。2代目の牧師は9年で退任し今の牧師がきました。今の牧師は今年で10年目になります。
おじさんは教会の役員(現在は長老)になって40年近くになります。30代の初めにこの教会に来てすでに40年以上過ぎました。その間いろいろなことがありました。
今年70歳ですから、人生の一番充実していた時代をこの教会の建設のために尽くしたのだと思っています。明日は授業の準備などをします。