新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

県費負担職員に内定しました。

 今日はいろいろあってブログを書くのがこんな時間になってしまいました。ところでタイトルの意味が分かる方は教育学部の出身者か教員採用試験を受けた方だけです。
 県費なので県職員と思われるかもしれませんが違います。ところで市町村立小中学校の先生の給料はどこからでているのでしょう。
 当然市町村かそうでなければ国と思われると思います。実はこの市町村立小中学校の先生(事務職も含めて)の給料は県が出しているのです。それで県費負担職員というのです。
 もちろん市町村が独自に職員を採用して配置することもできます。その場合その職員は市費負担職員とか町費負担職員と呼ばれます。たとえばある町の中学に司書を配置したい場合、市費負担職員として配置できます。
 今回おじさんが内定したのは今住んでいる市に隣接する町の中学校です。先週この町を管轄する教育事務所の担当者から電話がありました。
 教育委員会なら聞いたことがあるが教育事務所とは聞きなれない言葉だと思います。先述した通り市町村立小中学校の給与を県が負担するのですから、当然人事権は県がもっています。
 しかし、県内全域を県庁にある県教育委員会が把握することはできません。そこで県教育委員会出先機関として地区ごとに教育事務所がおかれます。
 この教育事務所が市町村教育委員会の内申を受けて職員を採用するのです。ですから、町の教育委員会が独自におじさんを採用することはできないのです。
 それでまず教育事務所の担当者がおじさんに意向を聞いて次に教育事務所の人事担当者(人事管理主事と言います。)の面接を受けるのです。
 先週これを済ませて今日町教育委員会の面接がありました。何と町教育委員会の教育長(一番偉い人)指導主事、校長の3人の面接です。これが県立高校ですと、学校独自の判断で講師を採用できるのです。もちろんおじさんも現役時代非常勤講師の採用面接をしたことがあります。
 面接の結果OKが出たのでまた今度は教育事務所へ行って書類をもらい提出しなければなりません。身体検査もあります。(すでに予約しました。)月曜日さっそくできることをやります。
 こんな面倒なことをしても時給は今の専門学校の方がいいのです。おじさんは大学院・大学・高専・専門学校・高校と教えました。小学校・特別支援学校・幼稚園は免許がないので教えられません。
 ところが中学だけは免許があるのに教えたことがないのです。中学で教えたら、教えられるすべての学校を教えることになります。記録作りもあって挑戦してみようと思ったのです。
 と言っても単独の授業ではなくTT(チームテ―チング)のアシスタントとしてです。とにかく何でもやってみよう見てみようのおじさんですから、チャレンジすることにしたのです。教えるのは週2日6時間です。
 明日は衣替えなどをする予定です。