新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

法事に行ってきました。-正信偈(しょうんげ)をご存じですか

 今日は一日忙しかったです。中学の非常勤講師になるために必要な書類を教育事務所に取りに行って、先日渡された健康診断をしました。
 尿も血圧も問題なくて一安心です。必要書類のうちまだ書いていなかった履歴書を書いて一応提出書類は完成です。明日学校から帰ったら教育事務所にもって行きます。多分今週の金曜日くらいに中学に行って今後の打ち合わせがあると思います。
 今日の相場は小動きで結局ちょい安で引けたようです。対ドル相場も111円台にとどまっています。ところで昨日は知り合いのお母さんの法事に出ました。
 ちょっとその方とはご縁があって招待されたのです。法事の宗派は浄土真宗本願寺派です。浄土真宗西本願寺本願寺派と言い東本願寺大谷派というのです。
 西日本は圧倒的に本願寺派が多いです。大谷派は北陸が中心です。結構大きなお寺でした。本願寺派の場合正面の仏壇の横に二人の僧侶の肖像画がかけられています。
 おじさんの実家もそうです。一人はもちろん親鸞聖人です。もう一人は誰かと以前から思っていました。本願寺中興の祖と言えば蓮如しかいないので多分蓮如だろうと思って、調べてみたらやはり蓮如でした。
 今回の法事で一番印象に残ってのはタイトルに書いた「正信偈」を唱和したことです。以前友人のミヤジイから自分の母親の葬儀の時にお経をみんなで読んだと聞いていました。
 多分これだったと思います。正信偈について調べてみると、正式には「正信念仏偈」(しょうしんねんぶつげ)と言うのだそうです。
 お経の一つは昔から聞いたものでした。「仏説阿弥陀経」で始まるものです。今回正信偈を見て初めてあれが本来インドから来たお経でないことが分かりました。
 日本の仏教者の名前が出てくるのです。お経だけ聞いているとインドから来たお経としか思えません。全部漢字音だからです。
 正信偈のお経には上がったり下がったりある節回しをしたりという記号がついていました。お坊さんはあの節回し記号を見て読んでいるようです。
 また和讃(わさん)や御文章と呼ばれるものも掲載されていました。御文章で一番有名なのは「白骨の御文章」と呼ばれるものです。
 キリスト者のおじさんですが、別に信仰心をもって法事に参列しているわけではないので、遺族に失礼にならないよう、もちろん唱和しました。
 結局法話も含めて1時間くらいで法事は終わりました。法話の下手な僧侶もいます。以前聞いた僧侶の話は何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした。
 毎日曜日説教しているキリスト教の牧師でも説教の上手下手があるので、僧侶のようにお経を読むのが多い場合、法話の下手な人がいても仕方ないと思います。
 知らない親戚の人ばかりが出席していたの結構気疲れしました。それで昨日はブログをお休みしました。明日は授業と終わってから書類提出です。