北朝鮮問題の最終解決―ハードランディングか
今日の相場は小動きでした。結局1桁の上昇で終わったようです。おじさんの持ち株も高安まちまちです。対ドル相場も109円台と110円の大台を割り込む円高です。
「喉元過ぎれば熱さを忘れ」ではどうしようもないからです。ところで北朝鮮はこのところ強気で来ていますが、その理由は勢力分裂のせいでしょう。
今日韓はいがみあっています。取りあえず本気で北朝鮮を攻める国はなさそうです。ところが、この情勢に気を良くしてどんどん核開発やミサイル開発を進めると大変なことが待っています。
日韓がアメリカに協力しても何らかの被害は避けられないと思います。たとえ日本が敵地攻撃能力を持ったとしても、敵の攻撃力を完全に封じることは不可能です。
核もミサイルも持たない北朝鮮をどこの国が注目するでしょう。そうなればアジアで一番貧しい国としてひっそり生きるしかありません。
日本では北朝鮮の国民の不満ばかり報道されますが、核開発を進め、ミサイルを発射できる国家をやはり国民は誇らしく思っているでしょう。核もミサイルもなく世界から忘れさられた国になってほしいと思っている国民は少ないと思います。
と言っても中国がアメリカに勝てるはずはありません。ハードランディングがいつなのかは分かりませんが、そう遠くないと思います。
その時日本がどうなるのかは全く不明です。投資家の視点でいえば株価は暴落するでしょう。「遠くの戦争は買い近くの戦争は売り」だからです。
北朝鮮問題は21世紀初頭の最大の政治問題となると思います。明日はのんびり過ごします。