新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おごる○○久しからずまたは政治の一寸先は闇

 今日は4回目の中学での仕事でした。期末考査直前で授業プリントをやりました。担当の先生が出張だったので相方のヘルパーの先生と二人でやりました。
 何とか3時間終えたのですが、結構疲れたのか家に帰って昼寝しました。この中学からの帰り道においしいパン屋さんを見つけて買って帰っています。値段の割においしいです。
 日経平均は124円高でとうとう2万円を越えました。円安が続いているからだと思います。今日は対ドルで111円台まで来ていました。
 ところで最近の政治の特徴は内閣支持率の大幅な低下です。NNNと毎日新聞の調査では不支持率が支持率を上回っていました。
 一時は支持率が50%を超えて安倍一強政治とまで言われたものです。それが支持率の急落を見ているのです。反アベの姿勢が明確な朝日新聞は支持率と不支持率の逆転はありませんでした。
 不支持が増加した理由は明確で森友学園加計学園問題が響いているのです。森友学園の方は刑事事件になりそうなので終了しましたが、加計学園の方はまだ収まらないようです。
 国会の閉会を機に幕引きをしたいところでしょうが、なかなか難しいようです。このままうやむやにすると逆に国民に不満が残るでしょう。
 加計学園の場合は個人的なものでなく官僚自身がかかわっているし、前の事務次官自身が証言しているのでインパクトも大きかったと思います。
 世間に安倍一強政治の弊害が意識されてきました。本来安倍政権を支持するはずの保守派も森友学園の問題で日本国民会議がからんだことで嫌気がさしていると思います。
 また天皇退位の問題でも退位に保守派が反対だったこともあります。さらに憲法改正で9条の一部改正についても不満があるでしょう。
 と言っても民進党の方もごたついているので政権交代にはいかないでしょう。今突然浮上しているのが麻生政権です。どこからともなく、次は麻生さんだという声が上がっています。
 安倍政権の時もそれまで全く可能性がなかったのに、なんとなく声が上がって来てあれよあれよと言う間に一つの流れになりました。
 麻生さんも安倍がもう一度やったのならおれもやりたいと言う気持ちがあるでしょう。安倍政権には経産省が付き、財務省はどちらかと言えば冷や飯を食わされている状態です。
 麻生さんと組んで巻き返したいところです。日銀の政策にも不満が高まっています。経済界も日銀の政策を何とかしてほしいと思っているはずです。
 麻生さんなら以前総理経験者ですから、力量に問題はないでしょう。案外突然安倍さんが辞任して麻生政権誕生ということもあり得ます。
 次を狙っている代議士も今動くと安倍さんから睨まれるので、麻生さんの次を狙おうと考えているかもしれません。麻生さんも年齢を考えれば長期政権は無理です。
 政治の世界はさまざまな思惑が渦巻きます。一筋縄では行かない世界です。さてさてどうなることやら、がぜん政治の世界がおもしろくなりそうです。明日は専門学校の授業です。