「戦争の日本古代史」-白村江史上最大の敗戦を読む
今日は専門学校の授業でした。とにかく教えて居る学生は良く寝ます。9時半からの授業なのですがとにかく寝るのです。留学生なので午後から夜遅くまでアルバイトをしているのだろうと思います。
株式相場は3日連続の値上がりでとうとう20200円台まで来ました。対ドル相場も111.7円と112円が見えてきました。円安株高の典型的な相場です。
ただ大型株は相場から離れているのでおじさんの持ち株もほとんど値上がりしていません。今日は最近読み終わった本の感想です。
まさに古代日本で起こった出来事そっくりです。白村江の戦で大敗した後、軍が日本に攻めてくるのではと大変でした。九州北部に水城を築いたりしました。
帯には「帝国日本の源流をさぐる」と書かれています。現代の朝鮮半島をめぐる視点の源流が古代にあったことが良く分かりました。
東アジアの一部が日本を中心に回っていると考えたのです。確かに古代において朝鮮半島の国は日本と中国の両方をにらんで動いていたようです。
朝鮮半島は地理的には中国と地続きでありいつも下に見られていました。韓国の歴史ドラマにおける中国の存在をみればそれが良く分かります。
朝鮮半島の政権はいつも中国にお伺いを立てなけば生きていけなかったのです。日本の場合はそんなことはありませんでした。
大体日本が海外で戦争をした時はろくなことがありません。白村江でも秀吉の出兵でも先の大戦でも結局大敗して政権がふっとんでしまいました。
安倍政権は海外で日本の威光を軍事力によって示そうとしていますが、歴史を学べばやめた方がいいことが分かります。北朝鮮と米韓が衝突することがあっても、最小限の介入にとどめた方がよさそうです。
今「山岳連隊」という朝鮮半島有事を扱った小説を読んでいます。また読み終わったら紹介します。明日も専門学校の授業です。