新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

不動産について考える。-おじさんの経験を中止に

 今日は中学の仕事がある日なのですが、期末考査のためお休みです。昨日は今日がお休みなので出歩いていて疲れてブログを書けませんでした。
 今日の株式市場は小幅な動きでした。一日の上下幅は60円ちょいくらいです。結局22円高で引けたようです。対ドル相場も111円台で止まっています。
 久しぶりに本屋さんに行って経済雑誌を見ていたら、不動産投資について特集されていました。相続税対策で今急速にアパートやマンション建設が進んでいるようです。
 おじさんの近くにも、またマンションが建っています。本来は大きな一戸建てだったのですが、広い庭も壊してマンションにしているのです。おじさんの住む市はすでに人口減少が進んでいます。
 供給過剰になるのではと思っています。不動産取引と言えば2年前別荘として夏に行っていたところを売却しました。買った時の2倍弱で売れました。
 県庁所在地に隣接しているのと、自然が豊かなので急速に注目されていた地域です。おじさんの別荘の近くにもおしゃれなカフェや家具のお店ができました。
 別荘を買った人はそこを通信販売のお店にしていました。いずれ今住んでいる家も売らなくてはいけません。子供達は県庁所在地や東京に住んでいます。
 今住んでいる家に帰る可能性はありません。次女は最近マンションを買いました。おじさんもいずれ長女や次女の住む県庁所在地に移住するつもりです。
 賃貸か持家かという議論が続いています。持家の良いところはローンを払い終わればいつまでも住めるところです。年金生活になっても家賃を払う必要はありません。
 しかし、持家は税金や維持管理費がかかるし、家の手入れをいつもしなければなりません。高齢になると庭の管理も大変です。
 賃貸だとそんな手間がいりません。持家だと修理費は自分持ちですが、賃貸なら大家さんが払います。家賃以外基本的になにもいりません。
 家族が減ると持家は大きすぎます。おじさんの家もそうです。最大7人住んでいたのに、今は一人です。子供たちのいるところへすぐに引っ越しできません。売却と言っても結構大変です。
 若いころは持家でシニアになって便利な都会のマンション生活が理想です。ただ持家が売れるかどうか難しいです。
 不動産経営をする知人も数人います。その人たちも話を聞いていると不動産経営も大変そうです。サラリーマン大家とかいう言葉が流行っていますが。結構大変です。
 義妹のご主人がずいぶん昔1Kのマンションを購入して賃貸にしていたようですが、東京にいて地方のマンション経営だったので大変だったようです。結局売ったと聞いています。
 不動産経営する知人に聞くと入居者が家賃を払ってくれなかったり、マンションの設備が故障して修理に大きなお金がかかったり、入居が出た後決まらず空き室がでたりするそうです。
 経費もばかになりません。入居者がいてもいなくても固定資産税はかかります。また入居者探しのためにエイブルなどに依頼します。その経費もかかります。
 ある知人は掃除などを依頼するとお金がかかるので自分でやっていると言っていました。その方は自分の住むマンションなので管理費が不要だと言っていました。
 管理を業者に依頼すると結構取られると言っていました。家賃を払わない入居者には保証人に電話してはらってもらっているそうです。
 どんな投資でも努力なくして利益を得ることはできません。株式や外貨の場合ほっておいても値上がりしたり配当金が出ますが、不動産投資は自分が努力しない限り利益を出すのは難しいです。
 逆に努力しても損が出ることがあります。おじさんには不動産投資はできそうもありません。明日は映画に行くつもりです。