新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

「パトリオットデイ」を見てきました。

 今日は久しぶりに映画を見てきました。映画を選ぶ方法の一つは予告編です。映画を見に行くと必ず予告編があります。それでおもしろそうだと次に見に行くのです。
 もう一つは映画に関するコメントです。アゴラというサイトに映画評論が出てきます。その評論では得点が書かれています。70点以上の場合注目することにしています。
 ところでどんな映画を見に行っているかですが、絶対行かないのはホラー映画です。意外と好きなのが実話です。今日言った映画も実話です。
 「パトリオットデイ」と言うのは余り聞きなれない言葉だと思います。サイトで調べたら、アメリカ全体の祝日ではなく、いくつかの州だけの祝日のようでした。
 パトリオット愛国者という意味です。独立戦争愛国者を記念する日のようです。なぜ映画にこの名前がついているのでしょう。
 それは、この日がボストンマラソンの日だからです。今日の映画はこの日に行われたボストンマラソンの際爆破事件が起こったことを題材にしているのです。
 そういえばボストンマラソンの日に爆破事件があったことは覚えています。その後犯人が逮捕されたようだとまでは知っていました。
 この映画は事件が起こって解決するまでを描いたものです。とにかく息もつかせないほどテンポの速い映画でした。瞬きする時間も惜しいほど事件が転回していくのです。
 日本のドラマや映画の場合、少し間延びしたりすることがあります。この映画に関しては全くそんなことがありませんでした。内容については映画をどうぞご覧になってください。
 以前この事件について聞いた時、大勢の人がいる中で二つも爆弾が爆発したのに、死者が3人とは珍しいと思いました。映像も見ましたが相当な爆発力でした。
 映画を見て分かりました。事件の死者が3人だと知った犯人の一人が、腰のあたりの高さにおいておけばよかったというのです。
 つまり足元に置いたため、爆発の威力が体の主要部分に及ばなかったのです。実際、映画の中でも足を切断した人の話が出ていました。また、8歳の子供が死んだと言っていました。
 子供は体が小さいので、破片がもろに体の中心部にあたったのでしょう。この亡くなった子供は、体に入った破片から爆弾の種類を調べるため、すぐに病院へ搬送されrず現場に放置されました。
 この亡くなった少年のために警察官が付き添います。そして、ずいぶんたって救急車が遺体を引き取りに来た時この付き添いの警察官は救急車に向かって敬礼します。すると、近くにいた警察官が一斉に姿勢を正して敬礼して見送りました。
 死者に対する敬意という点で本当に見事なシーンでした。しばらく映画に行く予定はありませんが、また見たい映画が来たら行くつもりです。
 明日は日曜日なので教会です。