東京都議会選挙結果について
今日は午前中は、中学での仕事でした。今日の授業は朗読のテストです。朗読する箇所を割り当てて、そこを生徒が読むのです。事前に読み込んでいないと結構難しいです。
「玉石混交」(ぎょくせきこんこう)などと言った言葉もあります。もちろん事前に朗読テープを聞いて振り仮名などを打たせているのです。しかし、授業中にいい加減にしていると聞き漏らします。
授業評価の読む分野ですが、同時に聞くという分野もあります。聞く態度や人の朗読を聞いて感じたことなどを書かせます。
うるさいクラスなどは聞く分野の点がありません。うるさいクラスと静かに聞くクラスとあります。とにかく中学生は元気です。水泳教室の後の授業でも寝る生徒はほとんどいません。
これが高校だと水泳の後は、ほとんどの生徒が寝てしまいます。その代り授業中にふざけて騒ぐ生徒はいません。金曜日からは文法の単元に入るそうです。そうなると習熟度別授業になります。
さて、昨日の都議会選挙結果ですが、ご承知の通りです。8時の段階でお堅いNHKが30人近くに当選確実をだしました。話題の千代田区などはダブルスコアで都民ファーストが当選していますから、早い段階で当確がでるはずです。
それが23議席ですからそのショックは大変なものがあったでしょう。以前このブログで政治は一寸先は闇と書きましたがまさにその通りです。1月前都議選で自民が23議席しか取れないと予想した人はいなかったと思います。
そうです、フランス議会選挙です。あそこでも既成の両陣営が後退し、逆に大統領支持の新しい政治グループが大勝利しました。
一つの流れが世界的にできつつあるようです。都議選の結果が国政選挙の先取りであることは常識です。このまま秋に解散などすれば、自民党の後退は明らかです。
今回の都議選の結果を見て官僚も政権に距離をおくようになるでしょう。安倍さんの性格からしたら、案外思う通りにならないなら政権を再び投げ出すかもしれません。
麻生さん辺りはおれももう一度と考えているのかもしれません。これまでは政治の世界はべた凪でしたが、これから嵐がやってくるかもしれません。
明日は専門学校の授業です。