新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

民信無くんば立たずー政治家の発言・どちらが本当

 今日は一日家事にいそしみました。買い物に庭の手入れです。最近お掃除に来てもらっています。シルバーバンクの方です。1時間掃除をしてもらっています。
 庭の手入れは以前やったのですが、全部一度にできないので、少しずつやっています。今日の相場は40円ちょいの値下がりでした。それでも日経平均は20000円台を確保しています。
 対ドル相場では111円台まで円高が進んでいます。やはり円高株安のようです。以前おじさんの持ち株もほとんど含み損のままです。ただ含み損の幅が縮まってきたのでありがたいです。
 ところでこのところ連日政治家の発言が問題になっています。タイトルの言葉は論語から来ています。この文章については、民に信義の心がないと社会は成り立たないという解釈と民に政治に対する信頼がなければ社会は成り立たないという解釈です。
 今回は後者を採用します。防衛大臣の隠蔽疑惑から書きます。本人は知らないと言っていますが、防衛省のトップの会議で議題として挙がったのですから知らないはないと思います。
 高官たちは大臣が何も言わなかったので了承したと受け取ったようです。大臣が居眠りでもしていなかったのなら、問題の事実は知っていたはずです。
 高官たちにしたら、何もいわないで、後で知りませんでしたはひどいということになります。防衛大臣については以前も問題の当事者とは会ったことがないと言っておきながら、実は法廷で会っていた事実があります。
 今回も多分ことの重要性が理解できず黙ったいたのでしょう。認識がないから知らなかったと言っていると思います。防衛省それも高官からのリークです。
 完全に官僚たちから政治家が信頼されていないことが分かります。政治家が官僚を守ってくれないなら、自分たちの身は自分たちで守るということになります。
 官僚も民に一員ですから信(信頼)がなくなったら政治家を守る必要がなくなったのでしょう。このところの一連の官僚側からの情報リークはこの辺から来ているのでしょう。
 そういえば加計学園問題で地方創生大臣がやり玉に挙がっています。こちらの当事者は官僚でなく外部団体です。議事録の内容と大臣の発言が食い違っているのです。
 外部団体が議事録を改ざんして大臣を困らせるというのは無理筋です。普通に考えれば大臣が発言したのをそのまま記録したということになります。
 おじさんも書記を何度もやりましたが、ポイントになるところは必ず記載して後で上司の決済を取ります。書記が勝手に書いたりするはずはありません。
 ここでもこの大臣は民の信頼を亡くしました。安倍政権のやることはこんなことばかりです。どうせ野党は何もできないと思っているからでしょう。
 選挙で負けさえしなければ何ということはないと考えているのです。しかし、こんなことが続けばどんな政権でも崩壊します。民はどんどん政治に対する信頼を失ってきています。
 まもなく何かのことをきっかけに政治が成り立たなくなるでしょう。論語は3000年近い昔の言葉です。しかし真理であるからこそ長い年月すたれずに続いているのです。
 歴史や古典を軽視するものは歴史に復習されるでしょう。ソ連の崩壊ではありませんが、巨大な政権でも崩壊するときは一瞬なのです。
 明日はお出かけして忙しいのでブログはお休みです。