新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

新閣僚と学歴ー海外の大学と東大

 このところブログを書けなかったり、遅くなったりするので今日は早めに書いています。というか別にすることもないし、外は暑いので暇にまかせて書いているというところです。
 相場は円高株安状態です。アメリカの相場も一段落しましたが、アメリカの場合は政治状況が悪すぎます。アメリカの庶民はおもしろいのでしょうが、投資家としてはアメリカはどこに行くのかという気持ちです。
 そのため円高が進んでいます。一時110円を割り込みましたが、今は110.07円と言ったところです。さて今日は新閣僚の紹介を見ながらふと気が付いたことについて書きます。
 それは閣僚の学歴です。おじさんが子供の頃は次官をやめて政界に出て閣僚になる人が多かったのでほとんど東大出身でした。そもそも大学出身者以外いませんでした。
 その後地方議員から転じてくる人も増えて学歴が相当散らばってきました。ところが今回はこれまでと全く違った学歴層になっているのです。は
 閣僚20人のうち一番多いのは東大で5人です。それでも全閣僚の3割にしかなりません。昭和の時代なら8割くらいが東大だったような気がします。総理大臣も東大が多かったです。
 次に多いのが4人です。これが何と海外の大学です。閣僚の平均年齢が60才台ですから、そんな年齢の人で海外の大学に行ったのは極めて珍しいです。
 それもハーバード大学が3人とジョージタウン大学です。どれも有名な大学です。もしかしたら官僚時代に省庁から派遣されたのかもしれません。
 それでも優秀な人であることに変わりはありません。普通の企業の取締役でも海外の大学を出た人が2割もいるところは少ないでしょう。そういう点でいえば内閣が一番国際化の進んだ組織かもしれません。
 さすがに地方の大学出身者はいません。公明党出身の閣僚も創価大学ではなく東大です。おもしろいことに総理・副総理・内閣官房長官は大学ランクで前述した閣僚より下がります。
 私大の場合ご存じの通りまず早慶次は上智・ICUなどが並びます。次がMARCHです。その次が学習院さらに下がって日大・玉川・成蹊となります。
 総理が成蹊で副総理が学習院です。官房長官で法政です。現在以上にこの年代は国公立大学優位でした。閣僚も学歴では総理・副総理・官房長官より優位だと思っているでしょう。
 ちなみに私立では早稲田が3人です。それでも東大と海外の大学で5割を近いのです。そうなるとやはり日本の閣僚も高学歴ということになるのかもしれません。
 今日は新聞を見ながらふと思ったことについて書きました。明日はのんびり過ごします。