新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ポスト安倍レース始まるか―本命岸田対抗麻生 穴は野田と河野

 今日はミニバス旅行をしました。特に目的地も決めずバスに乗っていきました。繁華街は何かイベントあるそうで、そこを迂回して海に行こうと思ったのですが、途中でいつも気になっていた神社があったので降りました。
 神社を見学して帰りました。結構古い由緒をもつ神社でした。風があったので気温は高かったのですが、過ごしやすかったです。
 さて内閣改造はうまく滑り出したようですが、次回の総裁選に名乗りを上げる人が続出しています。野田さんは以前総裁選に立候補しようとしたのですが推薦議員が足りませんでした。
 あの頃は安倍一強でしたから仕方ありません。しかし、支持率が下がって三選が危ぶまれる今、野田さんには追い風が吹いています。
 都議選で大勝した小池知事とは友好関係にあります。小池さんが国政参加となれば一気に政治情勢は変化します。女性議員としては大臣経験もあるしネームバリューもあります。
 閣内にあっても言いたいことは言うというスタンスです。河野外相も総裁選を考えに入れています。このまま閣内でおとなしくすることはなさそうです。
 今存在感を出しておかなければ次がありません。禅譲など考えていないと思います。本命は岸田さんですが、こちらは存在感が薄いです。
 ただ派閥などの関係で有利です。閣外に出たので自由に動けそうです。石破さんは逆にかすんでいます。閣外にいて安倍一強の時は存在感がありました。
 しかし、閣内に個性派が2人もいて閣外に本命がいる状況では存在感を打ち出しにくいです。すでに過去の人とみなされる可能性があります。
 同様なのが麻生さんです。安倍さんが転んだら次は自分にと思っていたのかもしれません。しかし、若手二人が注目されているので、こちらもすでに過去の人ということになりそうです。
 麻生さんもこのまま安倍政権とともに終わりたくないと思います。安倍さんでさえ復活したのだから自分も一花と思っているでしょう。
 その他菅官房長官や二階氏も心穏やかでないでしょう。こちらも先述した二人にポスト安倍をさらわれてはたまりません。次を狙って安倍さんに尽くしたのですから。
 神奈川出身者が閣内に多いのも菅さんが次を狙っているからだといううがった見方もあります。安倍さんとしては自分の足元を固めるはずが次のレースの始まりの号砲を打ってしまった状態です。
 政治は一度動き出すと止まりません。すでに自民党の議員は誰に乗るのが一番か考え始めていると思います。憲法改正より、総裁レースの方が大事です。
 まだ先は読めませんが安倍さんに乗るという選択はなさそうです。そもそも安倍さんを支えるはずの閣僚自身が次のレースのメンバーなのですから。
 閣僚の中で誰が世間で注目されるかで先が見えてきます。本命岸田対抗麻生、穴は野田か河野というところでしょうか。残念ながら石破さんはレースから脱落です。
 菅さんと二階さんは安倍さんを支えすぎて一緒に脱落ということになるでしょう。本命の二人のどちらが総裁になっても菅さんや二階さんを使うとは思われません。
 余りに安倍色が付き過ぎでいるからです。これまで安倍一強で政治は面白くなかったのですが、一転政治が面白くなってきました。
 明日は日曜日なので教会です。平和礼拝があります。