時間が味方する北朝鮮
今日は予防注射に行ったり仕事をしたりして過ごしました。昨日は日経平均で200円以上値上がりしたのですが、今日は小動きにとどまっています。
金正恩氏自身一番怖いのは軍のクーデターです。政権が軍のクーデターで崩壊した例はこれも沢山あります。
側近や軍の高官を粛清するのはそれを怖れてのことです。では限定的な攻撃は可能かといえばそれも難しいです。そもそも核兵器やミサイルの場所を特定できません。
そんな姿勢を見せたら中国は即座に石油の輸出を止めるでしょう。ロシアも同様北朝鮮が攻撃するはずはないと思っています。
北朝鮮が韓国を灰にしてしまえば、得られるものがないことを韓国は知っています。それより北朝鮮はできるだけ無傷で韓国を手に入れたいはずです。また韓国への核攻撃は放射能が自国に降りかかるのでそれもできないでしょう。
結局一番割を食うのは日本です。アメリカの攻撃に直接対抗はできませんが、日本国内への攻撃は考えられます。日本に限定して日本国内の米軍基地を攻撃しなければ、アメリカも韓国も中国もロシアも口だけの非難にとどまるでしょう。
北朝鮮のうまいところは押したり引いたりしながら時間を稼いでいるところです。北朝鮮にとって時間が経過すればするほど有利になります。非難の応酬をしている間にどんどんミサイル開発や核兵器開発が進められるからです。
北朝鮮問題の抜本的な解決は北朝鮮攻撃しかありませんが、それができないので皆いらだっているのです。北朝鮮としてもアメリカを追い詰めないよう、また北朝鮮に目を向けるようアメリカ非難をしたり、実験を繰り返しています。
さてさてこの果てしないチキンレースどこかで衝突しなければよいのです。衝突は東アジア全体を破滅に導くでしょう。明日は銀行に行ったり外出します。