新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来週の相場が注目されます。

 昨日は知人のルーツ調査を一緒にやっていました。おかげでブログを書くことができませんでした。その知人の一番古い先祖は何と江戸生まれの人です。
 ただいつどこで死んだのか不明と記載されていました。その人がこの世に存在したことが分かるだけです。知人の高祖父の兄にあたる人です。
 調査結果は驚くべきものでした。これ以上は守秘義務があって書けないのでこれでやめます。ただ自分の祖先から今までの経過を知ろうをするのはパンドラの箱を開けるようなものです。外から見えなかった隠されたものが箱の中から恐ろしい勢いででてきます。
 軽い気持ちでルーツ探しをやるのはお勧めしません。さて昨日は朝から下げていましたが、終わり値は日経平均で232円安です。引け値でいえば19500円割れの19470円でした。
 理由は国際情勢の不安定さから来ています。定石通り危機の円買いです。109円台前半まで円高が進んでいます。一時は108円台まであったようです。
 このところの円安で企業は110円を利益の分岐点にしていると思います。これを割ると業績に問題がでます。国債情勢の悪化はまず北朝鮮情勢です。
 こちらは北朝鮮が矛を収めたのでちょっと鎮静化しました。それでもアメリカの怒りは相当なものです。次がスペインのテロ事件です。スペインにとって重要な収入源の観光に影響がでます。
 最後がアメリカの政治不安です。すべての根源はあんな品性下劣な大統領を選出したアメリカ国民にあります。昨日とうとつ重要な政治スタッフであるバノン氏が辞任しました。
 トランプ大統領の最側近の一人です。まず大統領の安全保障担当補佐官が辞任し、大統領首席補佐官が辞任し、報道官が辞任し、報道部長が辞任し、諮問会議の委員が辞任し、今度は首席戦略官が辞任しました。
 大統領就任からわずか数か月でこの体たらくです。こんな辞任の相次ぐ政権の重要スタッフになろうという優秀な人材はいないでしょう。
 就任しても大統領の気にいられなければすぐ解任されるのです。スタッフの間でも対立があるようです。年内にこの政権が落ち着けばよいのですが、このままでは何か国際的な危機が起こっても対処できないでしょう。
 おまけにヨーロッパ諸国ではすでにアメリカに対する失望が広がっています。とくにパリ協定からの脱退は最悪です。
 アジアではTPPからの離脱でアジア諸国の信用を失いました。中国とロシアの台頭が目立ちます。スタッフが解任されるたびにアメリカの信用が落ちていきます。
  株式相場もそれを織り込んでいるのでしょう。世界の警察官であるアメリカがふらついたのではアメリカを中心とする世界秩序も保てません。
 ところで来週の相場はどうなるのでしょう。まだまだ不安定な動きが続くと思います。おじさんの持ち株は高安まちまちでした。大きく下げた銘柄はありません。
 明日は日曜日なので教会です。