新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

リスクの時の円買い

 今日朝起きてテレビをつけてびっくりです。北海道上空を北朝鮮のミサイルが通過したとの報道でした。後でニュースサイトを見ると、北日本では大騒ぎだったようです。
 Jアラートが鳴ったりしたようです。おじさんは西日本に住んでいるので、それほど危機感はありません。前に中国地方から四国を通過してグアムへミサイルを打つという話だったのですが、違っていました。
 グアムの話は日米の目をそらすための、フェイントだったのかもしれません。相場でいえば、まず対ドル相場が反応しました。危機における円買い連想です。
 昨日も書いたように対ドル相場は円高に傾いていました。今日のミサイル発射がそれを加速させたようです。とうとう対ドル相場で108円台に突入しました。
 その割には株式相場の下落幅は小さいです。87円安で引けています。おじさんの持ち株も全面安です。大きくは下げていないのですが、買われる状況ではありません。
 とうとう19400円台も割れてしまいました。次に大きく下げると19000円割れもありそうです。アメリカの株式市場も以前は力強く値上がりしたのですが、最近はその勢いがありません。
 企業業績についても110円割れしたあたりから、輸出産業の業績は厳しくなると思います。アメリカでも政治が混乱しています。国債発行の上限をめぐって、9月から不安定な状況が続きそうです。
 中国も人事の季節が終わったら、今度は経済の引き締めに入ると言われています。人事が確定するまでは、経済不安を起こしたくないので、ゾンビ企業にも目をつぶっていたのが、人事が決まるとゾンビ企業の整理に入ると言われています。
 とにかく今は世界的な政治不安で経済どころでもない状況です。取りあえず9月いっぱいはこんな状況が続くと思います。相場の方向感覚は全く不透明です。
 こんな時は静観するのが一番です。取りあえず今は買い時ではないことだけはっきりしています。明日は忙しいのでブログはお休みです。