新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

最終段階に入った北朝鮮情勢ー最後は軍事衝突か

 今日は総合健診に行ってきました。取りあえず問題は少なかったのですが、潜血だけが+になりました。昨日歯がぐらぐらして、水も飲みにくかったのでおしっこが濃くなったようです。
 今まではプラスマイナスくらいにはなったことがあります。6月の就職のための身体検査ではマイナスでした。そんなに急激に悪くなることもないので、しばらく様子見です。
 今日は夕方歯医者なので今頃これを書いています。大体は相場が引けてから書くのですが、帰ってから書くのも面倒なので今これを書いています。
 ミサイル発射に続いて核実験と北朝鮮は日米韓に圧力をかけています。中国は不快感をあらわにしていますが、ロシアは静観と言ったところでしょう。
 今回の核実験は威力がこれまでよりはるかに強力だったようです。すでに北朝鮮崩壊論は意味をなしません。どんなことがあっても、核保有国を目指すと思われます。
 ここまで来たら簡単に北朝鮮も核を手放さないと思われます。後はアメリカの対応だけです。北朝鮮アメリカに対して妥協するとも思えません。
 残された手段は二つしかありません。強硬策と融和策です。強硬策としては2つあります。一つは石油の禁輸です。これをやれば、北朝鮮は最後の決断を迫られます。
 ただ石油を北朝鮮に供給しているのは中国ですが、そこまで中国がやるかどうかです。トランプ政権が中国への輸出政策変更を盾に迫ってくるかもしれません。
 この場合中国には二つの手段があります。一つは文字通り北朝鮮崩壊を覚悟で石油の禁輸を行う。これは中国にとって賭けです。うまくいけばアメリカの信頼を勝ち得ることができるでしょう。
 しかし、中国国内での反発が考えられます。北朝鮮崩壊や北朝鮮の暴走が起こると習政権に批判が集中します。これはアメリカとの貿易の利益以上に中国にとってマイナスがあります。
 もう一つは表面的には石油の禁輸を行いながら、さまざまな手段で一定量供給するという方法です。中国では上に政策あれば下に対策ありですから、十分考えられます。
 ロシアの立場も微妙です。アメリカにとってロシアに石油の禁輸を迫る手段が余りありません。中国がダメならロシアと北朝鮮が考える可能性もあります。 この場合、ロシアにどんな利益供与をアメリカが行うかにかかっています。
 もう一つは軍事的な手段が考えられます。アメリカとしては斬首作戦や短期の作戦で終わらせたいところでしょうがそれは難しいです。
 完全に北朝鮮の軍事力をそぐのは難しいです。少しでも軍事力が残れば、韓国や日本に対する攻撃を行うでしょう。中国の反応も考えなければなりません。当然北朝鮮国内は大混乱になり、難民が発生するでしょう。その対策もあります。
 融和策はどうでしょう。北朝鮮核兵器を認めた上でアメリアが平和条約交渉をするのです。北朝鮮としてはこれが狙いでしょうが、これはアメリカが敗北を認めたようなものです。
 プライドの高いトランプ大統領には認めがたいでしょう。アメリカの国内世論も承知しないと思います。もちろん日韓両国も認めないし、日本に先駆けて韓国が核武装する可能性もあります。
 そうなれば核ドミノで日本の核武装も議論に上るでしょう。北朝鮮と韓国が核戦争するという危機まで起こります。これも無理な話です。
 結局行き着くところまで行って最後は武力で抑えるということになりそうです。北朝鮮の核能力がこれ以上強大になる前に排除するしかなさそうです。
 どうも年内から年初にかけて大きな騒動になりそうです。だからと言ってどうしようもないのですが。明日はひさしぶりにのんびり過ごします。