教師の日をご存じですか。
今日は中学での仕事がありました。何とか無事終わりました。数は少ないのですが、やる気のない生徒さんがいます。人工知能による教育の話がありますが、どんな優秀な機械でも、やる気のない生徒さんにやる気を持たせるのは難しいと思いました。
おじさんの持ち株も某地銀を除て上昇しました。国連の制裁決議が出そうなので今後北朝鮮情勢がどうなるか全く不明です。
さて、あるサイトによれば今日は教師の日のようです。懐かしい言葉です。もちろん日本の話ではありません。中国の話なのです。確か韓国にも教師の日があると聞きました。
日本では教師の地位が下落してとても国民から教師が祝福してもらえそうもありません。ただ東アジアの儒教圏では教師は比較的尊敬されます。
国家の近代化には教育の力が必要だ。教育の根本は教師にあると考えたのでしょう。共産党全体でも受け入れられてこの日が設定されました。
おじさんもこの教師の日の恩恵を中国滞在中は受けました。大学でも学生さんが教師に花束を贈ったり、記念品を贈呈したりします。
おじさんもツマクマも授業を担当していたので花束や記念品を貰いました。記念品は花瓶とかです。授業のないクラスの学生さんからは、教師の日おめでとうのメールが来ました。
教師の日を祝ってくれるのは学生さんだけではありません。この日偶然町の喫茶店にツマクマと一緒に入りました。何気なくメニューを見ると教師の日につき教師は半額と書かれていました。
中国語は知りませんが、所詮中国語は漢字の塊なので、何となく意味は分かります。店員さんに身分証明書を見せて、私は日本人の教師だが半額になるか尋ねました。
日本のほとんどのみなさんは中国人は皆反日だと思っているでしょう。ですから、そんなことをしたら危険だと思われるかもしれません。
答えは、奥さんはだめですがあなたは教師なので半額ですと言いました。事実会計はその通りでした。このあたりが中国の面白いところです。
外国人であっても中国人と同じ扱いをするのです。60歳以上半額とあれば、パスポートを見せれば日本人でも半額になります。60歳以上専用通路も同様です。
中国人が長い列を作っている横で、高齢者用の優先通路を日本人が使っても文句を言う人は誰もいません。おじさんたちが日本人少なくとも外国人であることは分かっているはずです。
中国の奥深さを教師の日を通して感じました。明日は図書館に借りた本を返しに行きます。