新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日経平均がすごいことになっています。

 昨日は出歩いていたので、疲れてブログを書けませんでした。今日は中学の仕事です。とにかく中学生は元気があって大変です。ちょっと目を離すと勝手なことを始めます。
 しかし、ちょっとほめると本当にうれしそうにします。おじさんの孫より若いのでそれほど腹が立つこともありません。ところで連日年初来高値を日経平均がクリアしています。
 しかし、マスコミもほとんど取り上げません。今の相場は20年ぶりの高値のようですが、過熱感はほとんどありません。もっと相場が安かったアベノミックス登場当時の方が熱気がありました。
 持ち株だった某証券会社の株が1月くらいで400円くらい上昇したものです。週刊誌などでも株式投資が取り上げられたものです。
 今は週刊誌の方も総選挙にかかりっきりで全く無視です。経済週刊誌でも今までなら株式特集を組んだところですが、それもありません。
 今日は21000円台を超えています。熱気がない理由として個別の株式を見てみるとほとんど値上がりしていないからです。
 おじさんの持ち株も後場やっとすべての株が上昇しましたが、午前中は値下がりしたものも結構ありました。値上がりと言っても500円額面で30円~40円程度です。50円額面にすると3円~4円程度なのです。
 いくつかの持ち株の年初来高値を見てみると1月~3月のものが多いです。今回の値上がり相場には全く無関係です。特にひどいのが銀行株です。都銀地銀ともに大きく買値を下回っています。都銀株は株数が多いので含み損も結構な額になっています。
 今回はこれまでと違って円安株高になっていません。円相場は対ドルで112円くらいで安定しています。世界的な株高が続いているので、海外の投資家が割安だと思って日本の株を買っているのかもしれません。
 取りあえず直近では大きく相場が下がる要因はありません。長期的には株価が下がると思いますが、とにかくアベノミックスが続く限り株式相場が崩れることはありません。
 相場の終わりが安倍政権の終わりだからです。ただ永遠にアベノミックスを続けることはできません。今の不動産価格の上昇もアベノミックスのおかげだし、相場が下落しないのも同様です。
 ただアベノミックスが終わる時が怖いです。何もかも一気に崩れていくでしょう。その破断界がいつかやってきます。前回のバブルと違って、今がバブルなのは皆わかっています。前回はNTT株に象徴されるように、猫も杓子も株式投資や不動産投資に手を出しました。
 今はその時の失敗に懲りて、それほど手を出している人はいません。それだけが救いです。最初の節目はオリンピック後でしょう。人口の高齢化とオリンピック景気の終了、アベノミックスの限界と三重苦に陥るでしょう。
 何とかその前に持ち株が買値を上回って整理できればと思っています。明日は緩和ケアーでなくなった人の集いに出ます。