政治における戦術と戦略
今日は中学の仕事でした。説明文を書くという結構難しい単元だったのですが、よくこなしていました。今日分かったのは、クラス間格差の問題です。
クラス分けは担任団が良く考えて行っているのですが、なぜかクラス間格差がでます。難しい生徒のいるクラスの場合、他のメンバーには問題の少ない生徒とか優秀な生徒を組み合わせます。
一方それほど問題のない生徒ばかりを集めることもあります。今の学年は問題のある生徒を優秀な生徒たちが圧倒して成績がぐんぐん伸びるクラスとそれほど問題はないがリーダーがいなくてざわざわし成績の伸びないクラスと分かれてしまいました。
今日は特に内容が難しかったのでそれを感じました。ところで昨日総選挙が終わったので何か書かなければなりません。
もちろん、その後の党運営は難しいものになります。それはその時点で考えればよいことだったのです。今回の敗北で小池マジックはなくなりました。
まず安倍政権を倒すというその一点で野党が結集しなければならなかったのです。結果が出たのでどうしようもありません。
安倍政権は今後も続くでしょう。多分オリンピックが終わるまで続きます。長く続く政権は腐敗すると言われます。多分これからも問題が続出すると思います。
巨大企業での不正やルール無視が続出しています。私企業ばかりでなく商工中金のケースもひどいです。数個問題があったらその背後に数倍の問題があると言われます。
数社の問題の背景には問題のある企業が多く隠れているのです。政治についても同様でしょう。最有力政党の中に問題が山積しているはずです。
戦術的には今回の解散は大当たりでした。しかし、長期の視点に立つ戦略的にはどうでしょう。このままアベノミックスを続けるのでしょうか。巨大な財政赤字はどうなるのでしょう。消費税を本当に引き上げられるのでしょうか。少子高齢社会をどう運営するのでしょうか。
その責任は自分たちが取るとまで言います。自民党を支持する若者は戦場でその言葉を思い出さなければよいのですが。明日は専門学校の授業があります。