国難とは何か
今日は専門学校の授業でした。株価は今日も値上がりのようです。と言ってもいつも書くように持ち株には何の影響もありません。相変わらず含み損です。
もちろん、前原さんを責める気もありません。あのまま民進党として選挙に出ても今回の希望・立憲・無所属を足した数にも足らなかったでしょう。
対中国の問題は、これも日本一国ではどうにもなりません。先日のNHKの特別番組ではありませんが、「一帯一路」政策はどんどん進んでいます。
最大の国難は少子高齢問題です。究極の解決には移民政策しかありません。しかし、安倍政権が保守派の上に成り立っているのを考えると無理です。
消費税引き上げ問題もからんできます。幼児への教育無償化を言っていますが、これも難しいです。保育料を無料にするわけにもいきません。
それよりも、本当に消費税を引き上げることができるのでしょうか。参議院選挙を前にそんなことをすれば、国民の反発を買います。
さらにアベノミックスを続けるのでしょうか。まもなく国債の買い入れも限界にくると思います。賃金が上がらないのに消費が増えるわけがありません。
非正規の時給が数百円くらい上がっても劇的に消費が伸びるはずはありません。年金は下がるばかりなのですから、これからどんどん増える高齢者の消費も伸びません。
いつまで2%の物価上昇にこだわるのでしょうか。アベノミックスが破たんするときは日本が破たんするときです。先の大戦もこのまま行けば大変なことになると分かっても実施の責任者のことを思ってずるずる戦争が続き完全に破たんして初めて終わりました。
いまアベノミックスをやめれば、アベノミックスを主導した安倍さんの責任になります。選挙で大勝したのにそれはできないでしょう。また、アベノミックス終結をきっかけに経済の大混乱が起こるのですから、改憲どころではなくなるでしょう。
国家破たんの道をひたすら進むしかなさそうです。おじさんは男性の余命まで10年ちょっとなので良いのですが、お若い方はお気の毒です。
残念ながら、たとえ自民党政権がこのまま持続しても明るい未来はなさそうです。明日は専門学校の授業の後夕方から建築家の講演会を聞きに行くので明日のブログはお休みする予定です。