新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

魚に飲まれたヨナー旧約聖書ヨナ記

 今日は日曜日なので教会でした。午前中は雨でしたが、午後から晴れてきました。ところで今日は日曜日なので恒例の教会ネタです。
 今日の説教は、タイトルにある「魚に飲まれたヨナ」についてです。もちろん、説教のタイトルは違います。「思いなおされる神」です。
 ヨナは預言者でした。主なる神から、大いなる都二ネべは行くよう命じられます。二ネべは悪しき者の住む大都会だったのです。ところがヨナはどうせ行っても彼らが悔い改めるとも思えないので、神の命令から逃げてしまいます。
 船に乗って逃げようとしたのですが、「主は大風を海に向かって放たれたので、海は大荒れ」となりました。船に乗っている人は皆自分の神に嵐が静まるよう祈ったのですが効果ありませんでした。
 誰か神の意志に反している人がいるということになって、くじを引くと何とヨナが引き当てました。ヨナは事情を話して、自分を海に放り込むように言います。
 船乗りたちはさすがにそんなことはできないと思ったのですが、どうしようもなくなり彼を海に放り込みました。すると海は静まったのです。
 さて「主は巨大な魚に命じて、ヨナを飲み込ませる」のです。三日三晩魚のお腹の中にあった後、ヨナは陸地に吐き出されます。
 二ネべでヨナは「あと四十日すれば、二ネべの都は滅びる」と告げるのです。普通であれば、人々はヨナの話など無視するところですが、何と二ネべの人々はもちろん王まで彼の話を聞いて断食し悔い改めるのです。
 すると神は「彼らの業、彼らが悪の道を離れたことをご覧になり、思い直され、宣告された災いを下すことをやめられ」るのです。
 旧約における神は人間に厳しいです。ノアの洪水の話では世界中を大洪水で破壊しました。また神の教えを守らないソドムとゴモラの町を焼き払います。のはな
 ユダヤ民族も敵対する勢力の町を完全にせん滅します。一方主は今回の二ネべの町のように、悔い改めを示す者には思いなおされるのです。
 新約に時代には神はその一人子イエスキリストをこの世に遣わされたほとこの世を愛してくださったのです。これが今日の説教のメッセージでした。
 先週のバザーの決算が出ていましたが、今年は例年の売り上げの半分でした。台風の上に選挙でとてもバザーに出かける気持ちにならなかったからでしょう。
 天気が良くて別に行事がなければ、もう少し売り上げが伸びたのにと思います。ただ教会員も高齢化しだんだんバザーの担い手も減ってきています。
 いつまでできるかなんとも言えないところです。明日は中学の授業です。今平家物語那須与一話しをやっています。、