新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

人手不足の時代ー2極分化

 今日は中学の授業がありました。相変わらず中学生は元気いっぱいです。教室の中は外と気温が違うほどです。教室の中では暑く感じたのに外に出るとひんやりします。
 夏のプルーでの授業での後でも元気いっぱいです。高校で教えてる時、プールの後は生徒が寝るので困ったものでした。
 さて今日は人手不足について書きます。すべての業種で人手不足なわけではありません。実際大企業の就職については大変です。
 入社試験のエントリー数が半端でないので、大学名なので足切りしているとのうわさも聞きます。公務員試験も易しくなったと聞いたことはありません。
 具体的に人手不足なのはまず不人気な仕事です。おじさんのところにも、新聞などで求人の折り込み広告があります。ほとんどは不人気業種です。
 まず介護関係です。これは低賃金なのに仕事はハードです離職率も高いです。保育所関係もあります。また清掃や製造業さらには流通です。
 飲食業関係も多いです。町を歩いていてお店に入ると店員募集の張り紙が必ずあります。運輸関係も人手不足です。以前3Kと言われた職場は相変わらず不人気で人手不足です。
 高齢者でもすぐ雇ってくれます。また流通関係ではコンビニは典型的な人手不足です。70歳過ぎてある仕事はコンビニだと言われます。またマックに行った時おじさんより高齢な人が働いているのを見ました。
 コールセンター関係も離職が多く人手不足です。一方賃金はなど高いのに人手が不足している業界もあります。学校関係がそうです。
 正規の教員は人気が高いのですが、非常勤となると人手不足です。おじさん自身、70歳を目前にして依頼が舞い込みました。
 年度途中の場合、見つからないのです。そういえば友人のミヤジイも私立中学から依頼があって、非常勤を始めるそうです。
 ミヤジイの場合、生活に困ることは全くないのですが、相手校から人手がなくて困っているということで教えるようです。また、別の先生も誰かいないかと聞いてきました。
 こちらはおじさんが紹介した大学講師の口です。もちろん非常勤です。ツマクマが病気だったので、非常勤の依頼を断ったのです。その代りにその方を紹介したのです。その後その方も定年になって、後任を探すけれど見つからないのだそうです。
 教員の場合誰でも良いというわけにいかないので大変です。日本語教師も待遇が余りよくないので離職率が高いです。
 今の人手不足は専門職や資格職と不人気な仕事の二つで起きているようです。人気の事務職など求人すればすぐ埋まるようです。
 おじさんたちのような定年後の仕事ならよいのですが、若者などだと非常勤の仕事や介護職などでは生活できないと思います。
 将来小さなお店や介護施設などでは人手不足不足による労務倒産が起こりそうです。明日は専門学校の授業です。