民族宗教から世界宗教へ
今日は日曜日なので教会でした。よって恒例の教会ネタです。先月まで旧約聖書を題材にした説教だったのですが、今日から新約聖書に戻りました。
牧師が礼拝で何を説教するかは牧師の自由です。毎回何かテーマにそって説教する場合もあれば、ある聖書箇所について連続して説教する場合もあります。
弟子のリーダーであるペテロもヤッファというところの皮なめし職人の家に滞在するのです。その時ペテロは不思議な夢を見ます。天から入れ物が降りて来て、そこにはユダヤ教では禁じられている動物が入っているのです。
そして天からそれを屠って(ほふって 殺して)食べなさいというのです。ペテロはとんでもないことですと言います。すると「神が清めた物を清くないなど、あなたは言ってはならない」という声が天から聞こえるのです。
以上は使徒言行録10章9節以下の話です。その前にカイサリアというところにいた百人隊長のところにも天の使いの声があってペテロを招けというのです。
ペテロは百人隊長の使いの者の話を聞いて百人隊長のところに行きます。百人隊長というのは今でいう中隊長のような感じです。軍隊の一番根幹をなす部隊で優秀な士官が任命されます。
さてペテロは本来ユダヤ人は外国人を訪問したり、交際したりすることは律法で禁止されていますと言います。しかし、「神はわたしに、どんな人も清くない者とか、汚れている者とか言ってはならないとお示しになりました。」というのです。