新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

またまた株の話

 今日は中学が期末考査で授業はありませんでした。それでだらだら過ごしているうちに今頃ブログを書くことになってしまいました。
 相場は安値で引けています。今日は高安200円の幅でした。結構値幅としては大きいと思います。株式市場以上に注目されるのが対ドル相場です。
 一時114円超えだったのですが、今は112円割れ寸前です。企業が好業績なのに株式相場が足踏みしているのは、円高のせいとも言えます。
 アメリカの株式相場が陰りが見えてきています。アメリカの株価は日本のような官製相場ではないので半年先を読んで値段がつくと言われます。
 同時に対ドル相場も官の側が操作できないので、半年先を暗示しているのでしょう。つまりアメリカの景気が後退して円が買われるということです。
 どうもそうなるとこのまま日本だけが株高に進むとも思えません。日銀もこれ以上緩和を進めれば、出口政策の時大変なことになると思いだしています。
 これ以上株を買い進めることはなさそうです。となれば、いよいよ本格的な調整場面に入るのかもしれません。ただ株価政権としては20000円割れは勘弁してもらいたいところです。
 与党内部でも自民党は支持されいるが安倍政権については支持されていないという雰囲気が出てきました。これで安倍政権の看板でもある株価が20000円を割るようだと、一気に安倍外しが始まるでしょう。
 水に落ちた犬は叩けは政治の大原則ですから、安倍政権としても株価を下げられないと思います。というわけで、下げはあるが20000円割れまでは行かないと思います。
 今の自民党は小泉さん以来の新自由主義を捨てて国家社会主義へと進んでいるようです財界に賃金を上げたり設備投資をしなければ法人税の優遇をやめると言っています。
 企業が何にお金を使おうと残そうとそれは企業の自由というのが資本主義の原則です。それすら変えようとしているのです。
 先の大戦直前新官僚または革新官僚と呼ばれた人たちが国家社会主義あるいは統制経済を進めました。その一人が安倍さんのおじいさんだったようです。
 安倍さんにはその血が流れているのかもしれません。明日は専門学校の授業です。